[’19/4/25] パドクター
毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報
「ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を
連載しています。
2017年の10月から当院の副院長 入江先生と、小児歯科担当医の森山先生が
交代で、連載していくことになりました。
皆さん、よろしくお願いいたします。
今回は、入江先生です。
タイトルは、「数字で見る歯科医療」 です。
ワクワク楽しい予防歯科ってなあに vol.165 数字で見る歯科医療シリーズ、いよいよ最終回です。 平均寿命は以前に比べて長くなり、2016年では約84歳になります。 しかし、84歳になるまでずっと体が元気というわけではありません。 では健康寿命、つまり医療や介護に依存せず、自立して生活できる平均年齢は 日本の健康寿命はおよそ、72~74歳になります。 この10年の期間をいかに短くすることが出来るか、これが超高齢社会となっている 実は歯科は口の健康を通じて、この健康寿命に大きく関わってきます。 例えば、認知症と歯の数についてです。 また他の研究によれば歯が19本以下の場合、要介護になるリスクが1.2倍高かった つまり高齢になった時にご自身の歯が多ければ多いほど、またもし歯がなかった 何でも美味しくたくさん食べれる方は、歳をとってからもいつまでも活動的で 逆に歯が悪いからと、食べることを諦め、食の細い方などは、病気になる事が やはり、しっかり噛めることで健康な食生活を送ることができる。 医食同源という言葉がある通り、病気の予防のためには食事が非常に大事になります。 お口は食事の第一歩目、そこがしっかりしていないと、バランスの良い食事は取れません。 ちょっと食べにくいものは我慢しようと思っている方もいるかもしれませんが 今回で、数字で見る歯科医療シリーズは最後になります。
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