Dr.ブログ

歯を抜いた後、どうすればいい? 〜知っておきたいケアと選択肢〜

こんにちは、ヨリタ歯科クリニック
歯科医師八塚です。

今日は、皆さんが不安に感じやすい
「抜歯した後」についてお話しします。

「歯を抜いてスッキリした!」という方もいれば、

「この後の穴はどうなるの?」
「抜いたままじゃダメ?」

と心配な方も多いはず。

実は、抜歯後の過ごし方はその後の回復を大きく左右するんです。

 

1. 抜歯直後〜数日の過ごし方:合言葉は「触らない・ゆすがない」

抜歯した場所には、血液が固まった「血餅(けっぺい)」というかさぶたができます。
これが剥がれてしまうと、骨が露出して激しく痛む「ドライソケット」
なってしまうことも……。

★うがいは控えめに:ブクブクうがいはかさぶたを流してしまいます。
当日は優しくゆすぐ程度にしましょう。

★安静第一:激しい運動、飲酒、長風呂は血行が良くなりすぎて
出血の原因になります。

★穴を触らない:気になっても舌や指で触るのは厳禁です。

 

2. 歯がなくなった場所、そのままで大丈夫?

親知らずならそのままでも問題ありませんが、それ以外の歯を抜いた場合、
放置すると周りの歯が倒れてきたり、噛み合わせが崩れたりするリスクがあります。

抜歯後の主な治療(手段)には、以下の3つがあります。

★インプラント:あごの骨に人工の根を植える方法。
自分の歯のようにしっかり噛め、隣の歯を削る必要もありません。

★ブリッジ:両隣の歯を削って橋をかける方法。
固定式で違和感が少ないですが、隣の歯に負担がかかります。

★入れ歯:取り外し式の器具。手術の必要がなく手軽ですが、違和感が出やすく、噛む力はやや弱まります。

 

3. 完治までのスケジュール感

「いつ穴が埋まるの?」とよく聞かれますが、目安はこんな感じです。

★1〜2週間:歯茎が盛り上がり始め、痛みも落ち着きます。
★1ヶ月:表面が歯茎で覆われ、穴が目立たなくなります。
★半年〜1年:あごの骨がしっかり再生し、完治となります。

最後に抜歯は治療の終わりではなく、新しい健康な口内環境を作るスタートです。

不安なことや「自分にはどの治療が合うの?」といった相談は、
いつでもお気軽にスタッフまでお声がけくださいね。

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