よく噛んで認知予防
こんにちは、ヨリタ歯科の赤松です。
最近、よく噛むことで、認知機能が保たれるということが、書かれていました。
記事によると、残っている歯の本数や、専用のフィルムで「かむ力」を調べ、
普段の食事内容などを聞き取りました。
また、記憶力などを問う認知機能のテストを受けてもらい、関連を調べたそうです。
その結果、かむ力が強かったり、緑黄色野菜を食べたりしている人ほど、テストの成績が
よい傾向にあったそうです。またこれに比べると、歯の本数と成績に、強い関連は
みられなかったそうです。
研究を主導する、大阪大の池辺一典教授は「認知機能を保つうえで、歯を残すことも大切だが、
入れ歯などで噛む機能を維持することが、それ以上に重要だ」と指摘しています。
これまでには、奥歯のかみ合わせが悪いと動脈硬化につながる可能性があることや、
かむ力が弱い人ほど、歩く速度が遅くなる傾向も明らかにされています。
みなさん、歯が抜けたままにしていることは、ありませんか?
心当たりの方は、ぜひ歯科医院、受診下さい。