管理栄養士ブログ

プレスマクラブってなぁに?

プレスマクラブってなぁに?

【目次】

ヨリタ歯科クリニックのプレスマクラブとは?
なぜトレーニングが必要?
どんなトレーニングをするの?
最後に

 

 

こんにちは!
ヨリタ歯科クリニック管理栄養士チームです。

10月に入って、過ごしやすい気温となり、
夜は少し肌寒さを感じる日々になりましたね。

そろそろ衣替えを始める人も、多いのではないでしょうか。

 

 

季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期でもあるので
皆さん、体調管理には十分にご注意くださいね。

特に、今年の秋冬
インフルエンザだけでなく、新型コロナウィルス
心配の種かと思います。

 

 

これらの対策としては
やはり、病気にならない・負けない体を作る事が、大切です。

そのためには
手洗いうがい睡眠
そして、十分な栄養を摂る事です!

 

 

 

 

栄養価の高いとされる、旬の食材をたくさん食べて
元気に過ごしましょう!

 

 

 

毎月4週目のブログでは
私たち、ヨリタ歯科クリニック管理栄養士提案する
季節のメニューを紹介しますので
ぜひ、参考にして下さい。

 

9月の2週目のブログでは
「口腔機能発達不全症」という病気について、お話させて頂きました。

今月のブログでは、
「歯科業界でできる、お子様向けのフレイル対策」として
“プレスマクラブ”について
詳しくお伝えしていきますね!

 

 

ヨリタ歯科クリニックのプレスマクラブとは?

 

 

プレスマクラブは、お子様のお口の健康を守るため
今年の6月に、ヨリタ歯科クリニックで作られた、新しい診療プログラムです。

プレスマクラブでは、口腔機能発達不全症と診断された
15歳以下のお子様が、口腔機能の改善を目指すことを、目標にしています。

また、口腔機能の発達不十分な場合
歯並びに大きな影響を及ぼします。

 

そのため、
スマイルクラブ(歯列矯正クラブ)入会する前(プレ)に通う
特別なプログラムという意味をこめ
ヨリタ歯科クリニックでは、“プレスマクラブ”と呼んでいます。

プレスマクラブでは、主に口腔機能の改善を目標とし
当院2階のアクティビティーズルーム
1か月に1回合計6か月間のお口のトレーニング
専任のトレーナースタッフと一緒に、行います。

 

口腔機能発達不全症という病名が付いたことにより
保険診療が適用となりますので、
1回500円で、実施できます。(子ども医療証利用時)
負担が少ないので、気軽に受診できるのも、大きなポイントですね。

 

お口の役割として
「食べる」「話す」「呼吸する」
この3つが基本となります。

 

プレスマクラブでは、専任のトレーナースタッフが
これらのお口の役割上手に使えるようになるため
お家で簡単にできる、楽しいトレーニングを教えていきます!

合わせて、歯科医師による口腔機能のチェック
お口の中のチェックも、行います。

大人に比べて、子供の口の中
毎日、大きな変化をしていきます。

そんな繊細なお子様の状態を
プロの目線でしっかり診断し
アドバイスやサポートができるのは
大きなメリットだと、思います。

 

 

なぜトレーニングが必要?

 

小さなお子様には、口腔機能の成長が欠かせません。

なぜかというと…

口腔機能は、小児期から成長・発達します。
生涯にわたって、お口や体の健康を保つためには
小児期の口腔機能の発達が、非常に大切だと言われています。

機能の成長が遅れる
様々な影響が引き起こされてしまいます。(後述します)

ですので、トレーニングにより
口腔機能の成長の遅れを治す(発達を促す)、必要があります。

 

 

【口腔機能の成長が遅れると、このようなことが起こります】

歯並びが悪くなる
あごの発育が悪くなり、面長で、のっぺりとした顔立ちになる
姿勢が悪くなる
空気の通り道(鼻腔や気道)がせまくなり、お口ポカンになる(口呼吸になる)

 

このような状態が続き、クセ(習慣)になってしまうと
皆様の大切なお子さまの将来に、大きな影響を与えてしまいます。

 

 

【一度、お子さまの口元を注意深く見てください。これらに心当たりはありませんか?】

お口が、ポカンと開いている
寝ている時、いびきをしている
姿勢が悪く、猫背になっている
滑舌が悪い(舌足らずなしゃべり方をしている)
食べるのが遅い、または早い
舌のくせ(話す時に舌が見える、歯と歯の間に舌をはさむ)
固い食べ物が嫌い
同じものしか食べない
歯並びが悪い

 

こういったクセ(習慣)が見られる場合
もしかすると、お子さまのお口の成長が遅れているかもしれません。

さらに付け加えると、口腔機能発達不全症
専門的に診てもらわなければ、気が付かないことが多いのです。

 

 

どんなトレーニングをするの?

先ほどお伝えしましたが、当院のプレスマクラブでは
専門のドクターが、お子様の口腔機能とお口の中をチェックし、診断します。

その後、専任のトレーナーが、
お口のトレーニングの指導を行います。

そして、口腔機能の向上と、成長促進のため
お家でもトレーニングをして頂いています。

少し、負担がかかるかもしれません。
ですが、失われた口腔機能が獲得するには
毎日のトレーニングを行う他ありません。

お子様に見られる、悪いクセ
お子様にとって、一番楽な状態なのです。
そのまま放っておいて、正常な口腔機能を獲得する事は
ほぼありえないでしょう。

そのため
お家でもしっかりトレーニングができるように
分かりやすいイラスト付きの、トレーニングシートをお渡ししています!

 

 

 

プレスマクラブでの指導お家での継続したトレーニングを行う事で
口腔機能の向上が、見込まれます。

それでは、具体的にプレスマクラブで実施している
トレーニングの内容について、簡単にご紹介していきますね。

 

 

➀スポット
まず、スポットとは、「舌の本来あるべき正しい位置」を指します。
いつでも舌がスポットにおけるようにトレーニングをします。

 

②ポッピング
舌がスポットにあるために、舌の筋肉を強くし、舌を上に持ち上げる力をつけます。

 

③フルフルスポット
舌のコントロール良くして、楽にスポットに舌をおけるように
スポットの位置を覚えるようにします。
(舌を上に持ち上げる力がつくと、舌の癖が減ります。)

 

④あいうべ体操
お口まわりと舌の筋肉を、同時にトレーニングします。
あ→お口を大きく開けて、「あー!」
い→口角(唇の両端)を上げることを意識して「いー!」
う→唇を強く前につき出して、「うー!」
べ→舌をつき出して下に伸ばして、「べー!」

 

⑤りっぷるとれーなー
りっぷるとれーなーという器具を使って、お口まわりの筋肉と表情筋
鍛えることで、お口を閉じるための力を身に付けます。

 

⑥上唇のばし・下唇のばし
出っ歯の場合(上唇の力が弱く、下唇やオトガイ筋の力が強い)
受け口の場合(下唇やオトガイ筋の力が弱く、上唇の力が強い)の状態に合わせ、
弱い筋肉トレーニングして、歯並びが悪くならないようにします。
 

 

 

プレスマクラブでは、これら6種類のトレーニング
1か月に1回、6か月間行います。

このトレーニングをしっかり行う事によって

舌の使い方
舌の正しい位置
頬と唇の筋肉の正常化
唇を閉める筋肉をつける

といった、口腔機能の獲得が、見込めます

 

 

最後に

 

いかがでしょうか。

ヨリタ歯科クリニックのプレスマクラブについて
少しでも知って頂けたでしょうか?

「お家でのトレーニングもあって大変そう・・・」
と思われるかもしれません。

どうかご安心ください。

専任のトレーナーが、お子様が毎日続けられるように、
プログラムをカスタマイズしたり、生活習慣をお聞きして
どのようにすれば、上手く取り入れやすいか、アドバイス
させて頂いております。

「子どもの口の成長や癖で気になることがある…」

と思われた方は、遠慮なくヨリタ歯科クリニックのスタッフに
ご相談ください。

また

「お子様の栄養面が気になる!」
という方は、私達ヨリタ歯科クリニック管理栄養士にご相談ください!

 

次回のブログでは、ヨリタ歯科クリニック管理栄養士が考案した、
季節の食材を使ったメニューを掲載させて頂きます!
次回の更新もご期待ください!

 

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