Vol.223 2015 ワクワク楽しい経営日記パート20 ~夢挑戦ストーリー その24 ヨリタ歯科ブランド~
スターバックスコーヒージャパン 元CEO、
現リーダーシップコンサルティング代表、岩田松雄さんと、
元リッツカールトン、日本支社長
現人とホスピタリティ研究所代表 高野登さんの共著、
「スターバックスのライバルは、リッツカールトンである」
~本当のホスピタリティの話をしよう~を読みました。
その中で、興味深かった第2章。
ブランドは、いかに育つのか。
高野さん曰く、リッツカールトンはブランド=プロミス(約束)であると。
すなわち、他に出来ないこと、やらないことを提供する、お約束すること、
リッツカールトンは、市場のトップ5%の
人達の感性に応えるブランドであること、
つまりその人達に、価値を提供することを約束しているのだと。
岩田さん曰く、そもそも「企業ってなんのためにあるのか」
という所まで遡って、その会社の存在理由、その企業のミッションを
一生懸命愚直に実行した結果、それが染み出たものが
ブランドであるべきだと。
ここで、思うこと。
私たちヨリタ歯科クリニックは、健康な人が健康であり続けるために訪れる医院。
そう、予防ベースのワクワク楽しい、そして人に優しい医院。
その中心になる人は、ムシ歯のない子供たちと、
これから豊かな人生を歩む、40歳以上の女性。
その人達が、楽しみながら、そして心地良く、
来て頂けるおもてなしや、気配りが出来る医院で
あり続けることを、お約束しています。
また、開業以来、24年間、
私たちの目指す3つの理想の歯科医院という、ミッションを掲げ、
それを実行に移すため、その間、改装や、移転、設備投資や人材育成を
コツコツ、愚直にやり続けてきました。
その結果、多くの人からの口コミが広がり、
ヨリタ歯科ブランドが作られています。
ヨリタ歯科ブランドは、一朝一夕で出来たものではありません。
また、それを守るため、日々見えない努力をし続けています。
そう、ブランドとは、見えるものではなく、
そこにしばしば訪れることで、感じるもの、気付くものなのです。
これからも、ヨリタ歯科クリニックであり続けるため、
日々、努力してまいります。
話は変わりますが、私たち医院の給与は、20日締め。
ということで、バックヤードにあるタイムカードは、20日で回収します。
そのため、20日には、回収用と新しいタイムカードを入れたボックスが、
並んで置かれています。
これがあれば、メンバーの皆は、迷うことはありませんね。
そして、タイムカードは、こんな感じで立てられています。
よく見ると、上部にはシールが、貼られていました。
そう、役職別に分けられているのです。
メンバーが多いため、毎月自分のタイムカードの場所が変わるのでは、大変。
ということで、こんな所まで、気配りがされています。
そして、メンバー全員が診療で使うインカムがコレ。
よーく見ると、マイク付きコードにも、
名前が書かれたシールが、貼られています。
そう、これは自分用に配られていたマイクなのです。
毎日、常に使うコード。
扱い方により、断線したり、マイクが故障することも、しばしばありました。
そのコストは、バカになりません。
それで各人が、責任を持ち、大切に使用するようにと、
持ち主を、特定することにしたのです。
その結果、故障はかなり少なくなりました。
私の知らない所で、メンバー全員が思いやりと感謝の気持ちを持ち、
皆で助け合いながら、働きやすい職場環境を作るため、
知恵を出し合っていること、本当に有難いことです。
―今回の学びー
人に優しい歯科医院は、こんな医院があるのかという口コミが広がります。