[’21/6/11] パドクター
毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報
「ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を
連載しています。

当院の歯科医師、入江先生と森山知子先生に執筆して頂いております。
今回は、入江先生で、『動物の歯について』についてです。
ご興味のある方は、ぜひお読みくださいね。
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ワクワク楽しい予防歯科ってなあに vol.191 こんにちは、ヨリタ歯科クリニックの歯科医師、入江です。 今回はちょっと趣向を変えて、動物の歯についてです。 建築・デザインの世界では有名なルイス・サリヴァンの言葉です。
建築は機能によって形が決まり、建築的な美はそれに付随するという そして、機能に応じた形態をしています。 わかりやすい例で考えると、肉ばかりを食べる虎やライオンなどの歯と、 肉食動物の歯は、どういった歯をしているでしょうか。 その通り、肉食の動物には牙があります。 肉食動物の歯には獲物を捕らえて止めを刺す武器としての役割に加え、 結果として、歯の形は尖った形態になっています。 虎などが持つ牙と言われる歯は、犬歯(糸切り歯、前から3番めの歯)で、 尖った形が、獲物を捕らえて離しません。 では、草食動物はどうでしょうか。 馬の歯といえば、どちらかといえば平坦な形を思い描きませんか。 草食動物の主食は、繊維質の多い草や穀物になります。 そのため、草食動物の歯はすり潰すのに的した臼のように平らな形をしています。 最後に、人間の歯はどうなっているのでしょうか。 人間は肉も食べるし、草も食べる、いわゆる雑食に分類されます。 犬歯など尖っている歯もありますが、奥歯はほどよく平らですり潰す事も可能です。 歯の形が歯ぎしりや、虫歯、治療の繰り返しで悪くなると、その絶妙な両者の機能が 我々歯科医師はそれらのトラブルに対して、なるべく歯の形を元に戻し、今の歯と |
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