メディア情報

[’15/2/26] パドクター

毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報
ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を、
連載しています。

タイトルは前回に引き続き、 「思いを形にする」 です。

 

「夢挑戦ストーリー」26 わが人生の師

いつもお世話になっています、PHP研究所から、
トップが綴る わが人生の師」が、出版されました。

はずかしながらも、私も、「亡き母から教わったこと」というタイトルで、
コメント書かせて頂きました。

ご興味のあるあなたは、お読み下さい。

大学卒業後、すぐに地元である大阪に帰り、
自費中心の医院で、4年間勤務しました。

その間、以前から歯が悪かったは、私の元に通い続けてくれました。
私も母の期待に応えるため、一生懸命、技術を学びました。
その甲斐もあり、母は私の最初のファン患者様になりました。

自信を持った私は、技術さえあれば、患者様もスタッフもついてくるという、
前近代的な考えで、開業してしまったのです。
平成3年6月のことです。

そんな時、信じられない出来事が起こりました。
開業4ヶ月目のある日、スタッフ全員がその日で退職したのです。

その日は、40人の予約が入っていました。
ひたすら頭を下げながら、何とか1日をやりすごしました。

その日から、ある意味私は、人間不信になりました。
「仕事を途中で投げ出すなんて、なんて無責任で弱い人たちなんだ」
変わることのない、他人や環境を責めていました。

そして、平成12年2月5日。
一番の支持者であった最愛の母が、天国に旅立った時
私は診療室にいました。
大切な人の元にいなければいけない状況でも、
それでも患者様を大切にするのか。

私は、悩みに悩み続けました。

ビジネス本自己啓発本を多数読み、異業種セミナー
企業見学会などにも、参加し続けました。
自分の、あるべき姿を探し求めて。

そして、気付いたのです。

今まで起こったことには、全て意味があることを。
今まで起こった原因が、全て自分にあったことを。
人は、一瞬にして変わることが出来ることを。

これら全てを、亡き母から教えて頂きました。

私は、決断しました。
患者様に愛される医院ではなく、
スタッフや取引き先に愛される医院を、作ることを。
目指すは、夢と希望あふれるワクワク楽しい医師医院を作りです。

具体的には、40以上の女性が安心して訪れることの出来る
予防サロンを設立しました。

あの日から約14年、今では訪れる患者様の半数
自分の大切な歯を守るために来院する
予防ベースの、ワクワク楽しい医院になりました。

母のお陰で、今の私はあります。
まだまだ経営者としては、未熟者ですが、
多くの人からご縁を頂き、学び続けることで
これからも、少しずつ成長していきたいと願っています。

夢は挑戦し続けることで、になります。


そして更に、過去のバックナンバーを、
ご覧になりたいあなたはコチラ

 <パドクター 寄田幸司>

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