メディア情報

[’10/11/26] パドクター

毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報
ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を、連載しています。

タイトルは前回に引き続き、 「思いを形にする」 です。

 

「思いを形にする」21 新人ドクター勉強会

思いを共有することで、こんなことも形になりました。
昨年、新人ドクター勉強会を、色んなパターンで実行しました。
一番大切なのは、同じ時間共有すること。
夢を語ること、なりたい自分明確にすること。

月1回、開催しているヨリタ塾では、熱く夢を語り合っています。
参加者と共に時には厳しく、時には優しく、共に励まし合うこと
いつの間にか、は叶えられるものなのです。

才能のない人、合わない人、出来ない人はいません。
この人は才能がない、合わない、出来ないと思う自分がいるだけ。
その人生かし切れていない環境が悪いだけ。
だからトップは自分自身とその環境を、
自ら変えていく努力をする必要があります。

あるドクター勉強会で、「人の可能性にレッテルを貼らない」をテーマに、
公共広告機構のテレビCMを題材とした、ディスカッションしました。

そのCMで、ある男の子が何十枚もの画用紙を
黒のクレヨン塗りつぶします。
それを見た家族や周囲の人が、心配し病院に連れていきますが、
そこでも塗り続けるのです。

しかし、数日経った頃からある絵には、
ふち(境界)
があることが判ってきました。
全ての絵のふちを繋ぎ合わせ、2階席から離れて眺めてみると、
そこには、大海で勢いよく泳ぐ鯨が現れました。

私たちは先入観として、与えられた1枚の画用紙の中で、
絵は描くものであると、思い込んでいます。
しかしある子供にとっては、絵は、
等身大で描くものであると信じ疑わなかったのです。

だから、初めは何を書こうとしているのか、
周囲の人はさっぱり理解が出来なかった。
これは、私たちの仕事置き変えることが出来ます。

来院される患者様や、働くスタッフ心の声を聞く。
レッテルを貼らない、先入観で見ない、すぐに結果を求めない。
この映像を通じ学びました。

「人をもっと伸ばしてあげたい、人の可能性を広げたい
何か、その人しか出来ない適格な役職があるはず。」

いつもそう考えながら、自分に問いかけることが大切。
そして、その人に今度はこう問いかけます。

「私は今こんなことを考えている。
これはどうだろう、やってくれないか。」
この過程で、人は伸びていくのです。

人がどんどん育つ環境を作り、その人に合った問いかけをすること、
本当に大切です。

ワクワク楽しい歯科医院には、思いがいっぱいつまっています。


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<寄田幸司>

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