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[’08/5/31] ギスギスした職場 助け合う職場

東洋証券(株)が、顧客用に発行している月刊誌、
Crane(クレイン) 』 6月号の「今日の勘どころ」というコーナーで、
私たちの医院が紹介されました。

タイトルは、『ギスギス職場、助け合う職場』

冒頭を紹介すると、

誰もが“自分のこと”で手いっぱい。
困ったときにも気軽に相談できない。
そういえば久しく、旅行どころか、会社の人と食事も一緒に行っていない。
朝だってあいさつもせず、黙ってパソコンを立ち上げる──。
そんな、ギスギスした職場が増えています。

日本企業の強みだったチーム力の弱まりが、
メンタルヘルス不全や偽装の背景にある、との指摘もあります。
助け合う職場はどうしたら取り戻せるのでしょうか。


ということで、以下がヨリタ
歯科クリニック紹介文です。

 

ヨリタ歯科

『不機嫌な職場』では、「社員が楽しく働ける職場」づくりに取り組んでいる
企業の実例の1つとして、東大阪市にあるヨリタ歯科クリニックを
紹介しています。

歯医者さんと聞くと、痛そう、怖いといったイメージがあり、
特に子どもは行きたがりません。
ところがヨリタ歯科には笑いがあふれ、

「患者が選ぶ病院ランキング 近畿東海版」の歯科医院部門で
第1位にランキングされるほどの人気ぶりです。

院長の寄田幸司先生は、毎日放送(テレビ)の取材に
「ディズニーランドを目指しています」と答えています。

寄田さんがユニークな歯科医院をめざしたきっかけは、
開業4ヵ月半で3人のスタッフが全員、
「今日で辞めたい」と言い出したこと。

さらに、自分の母親が亡くなったのに忙しくて
医院を抜けられなかったという
出来事が起きます。

そこから寄田さんは、スタッフも自分も、安心して楽しく働ける職場でないと
患者さんも楽しいわけがないと考え、大改革に乗り出したのです。

たとえば診療前のカウンセリング。
初めて来た患者さんから、歯医者のイメージやヨリタ歯科に来た動機を
じっくりと聞き、1人1人の気持ちを診療に生かしています。

「できるだけ歯を削らない」ことをめざし、
ウエルカムサロンという予防専用のフロアを設け、
歯科衛生士を中心に予防に力を入れています。

会議は工夫を重ねてワクワク楽しいミーティングにかえ、
年に一度は研修旅行で海外に行って、お互いを深く知ります。
待合室にはおもちゃを置き、子どもたちと親を招くカムカムフェスタなど
楽しいイベントも開いています。

寄田さんは言います。
「 仕事は楽しくなければ、前向きになれない。
 成功体験を通じて、次はこうしたいという気持ちが出てくる。
 そうした前向きな気持ちを引き出してあげると、人はどんどん伸びる 」
                                  ( 『不機嫌な職場』 )

笑顔に満ち、ありがとうの言葉が飛び交い、
1人1人が主役になれる場所。
あなたはそんな職場を、絵空事だと思うでしょうか。
それとも、働いてみたいと思うでしょうか。

紹介文の最後には、

毎日働く職場の雰囲気を悪くしたいと思っている従業員はいません。
血の通った職場をつくる火種は、1人1人の感情の中にきっとあります。
そのことを信じて、「ありがとう」と声に出してみましょう。

同僚や部下が困っていたら、手を差し伸べましょう。
そんな小さな感謝、小さな協力関係から生まれた成功体験の積み重ねが、
組織をしなやかに伸ばしていくに違いありません。

一人ひとりを主役にするシナリオを書くこと、
一人ひとりが自分の力で輝けるステージを演出すること、
それを見たい、もしくは私も出演したいと願う公演を、
定期的に開催すること。

これが、リーダーとしての私の役目です。

 <最高の舞台を演出する  寄田幸司>

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