Dr.ブログ

歯の変色2

おはようございます。
ヨリタ歯科の赤松です。

akamatu

前回のブログで、歯の変色の原因について、話させていただきましたが、

今回はその続き、変色してしまった歯の治療法について述べたいと思います。

歯の変色・着色の治療には、以下のような方法があります。

・カウンセリング

・個人口腔清掃の改善

・専門的歯面清掃

・歯石除去

・漂白  失活歯・生活歯

・歯の表面一層削除・研磨

・歯冠修復 コンポジットレジン修復・ラミネートベニア修復・オールセラミック修復

この中の、いくつかの治療法について説明します。

まず、カウンセリングですが、すべての患者さんに対して、まず始めにさせていただきます。

患者さんに対して、変色の原因と治療法の特徴と問題点、治療予後などの情報を提供させていただきます。
また、患者さんの中には、歯の色が個人差の範疇内にあり、人為的に色を変えるよりもそのままの自然がはるかに良い場合もあります。
そのような患者さんに対しては処置をしない方が良いことをシェードガイドや測色計などを活用して説明させていただくこともあります。

漂白とは、いわゆるホワイトニングの事です。歯科医院で、歯の表面に薬剤を塗り、

光を照射して白くするオフィスホワイトニングと、家庭でマウスピースにジェルを入れて行う

ホームホワイトニングがあります。

また、神経の失ってしまった歯に対して、薬剤を使って行うウォーキングブリーチという方法も

あります。

ラミネートベニア修復というものは、歯の表面を、エナメル質の範囲内で削り(削らない場合もあります)、
セラミックス素材を用いた非常に薄いシェル(つけ爪のようなもの)を、

特殊な樹脂系セメントで接着する歯の修復法です。歯の形態、色調の再現性や表面滑沢性が

かなり満足のいくものが得られます。

それぞれの治療法には、適応症というものがあります。

ですから、もし歯の変色でお悩みの方がおられましたら、一度歯医者さんに

ご来院ください。

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