院長ブログ

[’08/12/10] 一生懸命

先日の岡山でのJokanスクールで、上間先生が紹介していました本、
『一生懸命って素敵なこと』(草思社)を読みました。
ここで、著者の林文子さんの紹介をします。

林文子

1946年、東京都生まれ。
都立青山学院高等学校卒業。
東レ、松下電器産業勤務の後、
77年、ホンダの販売店に入社、トップセールスを達成。
87年、BMW(株)入社。
93年、新宿支店長、98年中央支店長に就任。
いずれも最優秀支店に。
在任中、フォルクスワーゲングループにスカウトされ、
99年、直営であるファーレン東京(株)代表取締役社長就任。
4年間で売り上げを倍増させる。
2003年、BMW東京(株)代表取締役社長就任。
05年5月、(株)ダイエー代表取締役会長兼CEO就任。
現在ダイエー再生に賭ける日々である。
著書に 『失礼ながら、その売り方ではモノはうれません』 (亜紀書房)。

この本は、林文子さんの生き方、仕事術を書いたもの。
本当に魅力的な女性だと思いました。

そして、この本を紹介して頂いた上間京子先生とも、重なり合うのです。
お2人の共通点。
まずは何より、仕事を楽しんでいる、人生を楽しんでいる
そして、家族を大切にしている
周囲の人への尽きることのない愛情
人のよい所を見つける目、人のよい所を褒める姿勢
時には厳しく、時には優しく。
そして太陽のように暖かく、周りを元気にする

最後に本の中で、林さんの仕事感を表した素敵な文章を紹介します。

「 職場とは人が集まって、心が寄り集まって、魂が寄り集まってできているのだ。
 会社もまた生身の人間が集まってできた生ものなのだと私は思う。
 プロセスをみんなで見つめ合って、大事に思って、
 希望や愛情に満ちた場所にしなければならない。
 一日のうち家族よりも長い時間、顔を見ているのは、会社の同僚である。
 そういう人たちと楽しく過ごさなければ、仕事は苦痛以外の何物でもなくなってしまう。
 それには、心。 愛しかないと私は申し上げたい。 」

「 心を精いっぱい、部下に傾けること。
 今すぐ答えを求めないこと。
 部下を育てるのは、おそらく子育てといっしょだろうと思う。
 すぐに答えを、成果を求めようとするから悩ましくなる。
 部下を育てるためには、長期的に考えなければいけないと思う。
 いいところを褒めてあげて、ダメなところを叱って、敬愛の念を持って向き合う。 」

これから2人の益々のご活躍、楽しみです。

 <何事にも一生懸命が大切 寄田幸司>

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