院長ブログ

[’10/7/24] 経営視座

(株)タナベ経営さんが発行している、ビジネス現場の実態に鋭く迫る、
定点観測誌、「経営視座」8月号。

その中で、社員満足が会社を救というテーマで、
ジャーナリスト瀬川礼子さんが、私たちの医院の記事を書いていました。

タイトルは、「創業精神と理念の浸透にかける想い」。
その中の文章の一部を、抜粋します。

患者様に愛される歯科医院」を目指して創業したのが1991年。
すぐに多くの患者が来院し、慌ただしい日々がスタートした。

やがて、「ワクワク楽しい歯科医院」を広げるために
系列医院を増やす活動にも注力。
現在、
5医院を展開している。

ところが、規模拡大に伴って、母体となるヨリタ歯科クリニックでは
主要メンバーの出向が重なった。

2005年には、メンバーがほとんど変わる事態に。
日々の仕事に対する姿勢言葉かけによって継承されてきた
ヨリタDNAは次第に薄くなっていった。

すると、以前はなかったクレームが出はじめる。

同院はドアを開けた瞬間、スマイルクリエイターと呼ばれる
スタッフが、
心からの笑顔で歓迎してくれることでも知られるが、
「前はもっと感じがよかったのに」などと
患者から指摘されるようなった。

また、「なじみの人が2人しかいなくなった」といったクレームも。
歯科医院でこれがクレームになること自体、
患者と
コミュニケーションである証拠だ。

他の医院に比べれば、この時期でもヨリタ歯科の対応は「A」レベル
維持していたと察する。
しかし、「
私たちの医院の軸がブレてきた」と感じたスタッフは、
それをうやむやにすることはなかった。

あの当時、急速に医院の規模が拡大し、
今までのヨリタらしさが、薄れてしまったように感じることが、私自身ありました。

日常の業務に忙殺され、形あるものを追い求め、
創業精神や、理念の浸透という見えないものを、ないがしろにしていたように思います。
そんな時、一部のメンバーが、私にかわり、経営者としての役目をしてくれたのです。

「もっと皆の前で、私たちのあるべき姿明確にすべきです。」
「メンバー全員を集め、時間を取り、熱く語る場を作るべきです。」
創業時の思いをまとめたこんなムービー出来ました。」など。

あの当時、何から始めてよいかわからなくなっていた私にとって、
本当に有難い、そして、厳しい助言でした。

はっと、我に返れたように思います。
原点に、戻れたように思います。
そう、こうすればいいんだと、ふっ切れたように思います。

そして、いよいよ明日は、私たちが主催セミナー開催日
テーマは、「ヨリタ歯科流 最強チームの作り方」。
ということで、リーダー5人自らの言葉で、ヨリタ歯科精神や、
理念の浸透にかける想いを、語って頂きたいと思います。

内容は、全てお任せ
どうなるかは、明日のお楽しみ
私も、ワクワクしています。

いろんなシーンでこのような熱く語る場があること、それを聞いてくれる人がいること、
そして、私たちの活動を取り上げてくれる機会があること、本当に恵まれていると思います。

?<明日は想いがたくさん込ったセミナーになる 寄田幸司>

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