院長ブログ

[24/4/30] 新人研修⑳ -振り返り[3]-

新人研修が始まって早、約1ヶ月になりました。
今回も、今週新人メンバーが学んだことの振り返りを中心とした座学です。

 

 

今回のテーマは、
『患者様の表情や感情を読み取って行動できたこと』
について、新人メンバーの皆さんで話し合い、発表して頂きました。

座学担当は、前回の振り返りの時と同じく
デンタルコーディネーター兼管理栄養士の小川さんです。

 

 

各自、小川さんから与えられていた課題を1人ずつ発表していただきました。

 

 

同期のみんなの発表エピソードなどを聞いて、今回も色んな気付きと学びを得たようです。

 

 

笑い声も絶えない、和気藹々とした振り返りの時間ですが、新人メンバーの発表内容に
的確なアドバイスや反省点や改善点を伝える、小川さん

こんなにも親身になってくれる優しい先輩メンバーがいてくれて、
新人メンバーの皆さんも、とても心強いのではないでしょうか。

私も小川さんのお話を聞いていて、心の底からホッと安心し、次も頑張ろう!と
励まされる気持ちになります。

今回の学びと気付きにも、新人メンバーにどのような変化と成長が見られるのか
とても楽しみです。

 

下記は、新人メンバーによる、振り返りのレポートになります。
ご興味ある方は、是非お読み下さいね。

 

・本日のタイトルは、『患者様の表情や感情を読み取って行動出来たこと』でした。
診療室での出来事から、受付時の出来事まで、多くの経験談とそれに伴う意見を聴くことが
できました。小川さんもおっしゃる通り、同期のスタッフの方々は、感情を読み取るのが
上手なようで、治療後の不安や不満を表情から声掛けをして聞き出し、先生と相談して
対応するという所までやってくれていました。
私はまだアシスト業務が多く、彼女たちの意見に共感し、気を付けようと思うことが
多かったのですが、この先、治療がメインになってくると、集中のあまり、気付けなく
なることもあるかと感じたので、最後まで意識して診療に取り組みたいなと改めて思いました。
また、最後にみんなで自分のミスから気付けたことを話し合え、共有することが出来たので
今後もこのようなことを続けたいなと思いました。

・治療をするときは、顔にタオルがかかっているので、難しいなと思っていましたが
アシストについていると、ドクターを待っている間だったり、次回の予約を取る時など
沢山患者様の表情を見る機会があるなと感じました。
自分がその患者様の表情等から気付いたことがあると、サブカルテに書けば、次アシストに
つく人も、同じ失敗をしなくて良いし、治療がスムーズに進むかもしれないし、医療事故も
防げるかもしれないと考えると、治療のアシストにつく際は、サブカルテを見たり
カウンセリングシートを見て、患者様を不快な気持ちのまま、帰ってもらわないように
しようと思います。伝える事が苦手な患者様もいらっしゃると思うので、自分から気付いて
行動することを意識します。

・患者さんの様子を伺って感情を汲み取り、行動していくのは、とても難しいと感じました。
私は今回、治療中に痛そうにしている患者様に対する対応や、声掛けしか出来ていませんでしたが
同期の人達は待っている間の患者様の表情などから、たくさんの事を読み取って行動していて
私も沢山アンテナを張りながら働いていけるように心掛けようと思いました。
また、気付いた事や、次にアシストにつく人に伝えるべき事は、カルテに付箋に書いて貼るなどして
伝えていけるようにしていきます。
案内する際や処置を始める前に、カルテの付箋を確認して、必要ならDrにも見せたりして
注意していければ良いなと思いました。
また、同期の人達と失敗した話を沢山共有出来て、自分のミスに反省すると同時に、今まで意識
していなかったけど、これから自分も注意しなければならないと感じる事が沢山ありました。
他の人に話したり、反対に他の人から聞いたりしながら、みんなでアンテナを増やして、成長
していければいいなと思いました。
診療がうまく回ったり、患者様に安心してもらえるように動いていきたいです。

・私はまだアシスタント業務についたことがなく、チェアーで患者様が痛そうな表現をしている
ところや、手をぎゅっと握っていて、しんどそうにしているところに出会ったことがないので
アシスタントにつく時は、患者様のそういう変化に気付いていくことが大切だと学びました。
皆の失敗談を沢山聞いていて、自分だけが沢山ミスしてしまっているのではなく、皆沢山失敗して
経験を積み重ねて、頑張っていると知れて、もっと頑張ろうと思いました。
麻酔のアレルギーや薬のアレルギーはサブカルテに書いていて見落としてしまうこともあるので
気を付ける。誰かのミスも自分が気づいて、患者様が帰った後も安全に過ごせるように何度も
チェックすることや、気付いたことがあれば共有することがとても大切であると学びました。
患者様の名前の呼び間違いや、名字が同じ患者様が間違えてお会計に来ることもあるということを
頭に入れて、確認をしっかりすること、Wチェックをしっかりして行こうと思いました。

・今週の課題は、患者様の表情や感情を読み取って行動することでした。
患者様の表情や感情を読み取るためには、患者様の様子や表情を見て伺うことが必要だと思います。
これからも患者様の気持ちになって、不安やもやもやしたままの気持ちで帰ってしまうことが
ないように気付いて、声掛けをしていけたら良いなと思いました。
小川さんに教えて頂いたように、常に周りにアンテナを張って、自分で気付いて行動に移していける
ようになりたいと思いました。また、同期間で失敗してしまったこと、しそうになったこと等
共有し、引き出しを沢山作って、ミスを防げるように気を付ける意識を持ち、働いていけたら
良いなと思いました。

 

<ヨリタの新人研修は、学びと気付きが多い  寄田 幸司>

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