Vol.36 私が愛してやまないメンバーへの心からのメッセージ パート6 ~子供たちに伝えたいもの~
「大人になったら、何になりたい?」
「君たちの夢、聞かせて?」
そんな質問に、答えられない子供たちが増えていると聞きます。
夢を持っていない子供たちが、多数いるのです。
なぜでしょうか。
夢を持てないのは、子供たちに原因があるのでしょうか。
では、今の若者はどうでしょう。
夢を持たないまま、高校、大学に進学し、やりたいことが見えないまま、就職します。
そして、愛する人に自分の夢を熱く語れないまま、結婚し、そして親になる。
そんな若者が、多いように見えます。
すなわち、子供たちの夢が見つからないのは、夢の対象になる両親や学校の先生など、
身近な人々(大人)に、モデルになる人がいないから、
憧れの人物、職業が近くにないからではないでしょうか。
そんなことを、ふと、考えながら、今回初めて「七夕フェスタ」を企画してみました。
子供たちに短冊へ願いを書いてもらい、記念撮影をするという、お決まりのワクワク楽しい企画です。
しかし、私が「七夕フェスタ」を企画にあたり、
• 私たちの医院、私たちのメンバーが、愛する子供たちに、
夢を持つきっかけを与えることが出来ないか。
• 夢を見つけた子供たちが、その夢を実現出来るよう、
私たちが励まし続けることが出来ないか。
• そして、いつも明るく、前向きに物事を考え、そして行動する私たちなら、夢を持つこと、
目標を持って頑張ることの素晴らしさを、ここに集まる子供たちに、
心から伝えることが出来るのではないか。
そう思いました。
さらに、私たちメンバー自身が夢を語り、その実現のために日々努力する、
その生き生き輝く姿が、子供たちの憧れになる。 そんな、クリニックでありたいと思いました。
不安でいっぱいの子供たちに、
「歯医者さんは、むし歯を削るところじゃないよ」
「君たちの歯をむし歯から守るところだよ」
「そのため、先生や衛生士さんがいるんだよ」
「だから、安心して通って来てね。いつまでも君たちを応援しているよ」
と、声をかけ続けたいと、強く思いました。 チームメンバーが、
待合室に飾った短冊に書いた言葉です。
• いつまでも、元気いっぱい輝いていられますように。
• 患者様や、スタッフのみんなに愛される、温かい歯医者さんになれますように。
• これからもずっと、笑顔で健康でいられますように。
• 入院中の、おじいちゃんが、元気になりますように。
• 新しい夢が、叶えられますように。
• これから、もっともっと幸せな人生を歩めますように。
• 笑顔の絶えない日々が、続きますように。
• ステキな出会いが、ありますように。
• いつまでも元気で、笑っていられますように。
• 家族の幸せが、続きますように。
日頃、診療で忙しい中、「自分の夢」、「実現したいこと」など、
じっくり考える時間は、あまりありません。
メンバーにとっても、「七夕フェスタ」は、
自分と向きあうことが出来る、いい機会になったと思います。
「何のために、仕事をしているのか」
「仕事を通じ、何を得たいのか」
「子供たちに、何を伝えたいのか」
その答えを各自が持っていることを、短冊の短い文からも感じとれることが出来ました。
今回、運営は、スマイルクリエーター(受付)の4名にお任せしました。
思ったより、準備が大変だったと聞きました。
本当に彼女たちには、頭が下がりました。
私が愛してやまないメンバー一人一人に
「今日は、信頼出来るメンバーと、仕事をする喜びをかみしめることが出来ました。
感謝の気持ちで、いっぱいです。」
と涙ぐみながら伝えることが出来る私でありたいと心から思います。
今回の学び
夢を語り、日々努力する姿勢は美しい