Vol.19 理想の歯科医師を目指してパート7 ~4年間勤務医として学んだこと その②~
私の今の診療スタイルや、今後やろうとしていることは、
全てこの勤務医時代の4年間で学んだことです。
言い換えれば、小室歯科で学ばず、他の医院に勤務していれば、
全く違った考えを持ち、全く違った診療コンセプトやスタイルで、
歯科医師人生を歩んでいたかもしれません。
卒業の数年間、どこで学ぶか、何を学ぶか、何を見るか、
誰と一緒にいるか、そして目標となる尊敬できるドクターに出会えるかが
本当に大切であると思います。
その意味から言って、私は本当に幸せ者であったと思います。
それは、自分のやりたいことをさせて頂ける環境で、
しかも、それと見合った評価が得られたからです。
それではここで、小室歯科のスゴイところベスト10をあげてみましょう
① 必ず、週1回は院内で、院長、副院長の勉強会が開かれていたこと。
② 2ヶ月に1度、外部の研修セミナーに参加出来たこと。
③ 不定期であるが、矯正やぺリオなどの外部講師を呼んでの、
院内研修が開かれていたこと。
④ 診療は、担当医制であり、1度担当になると、治療が終わるまで
全て責任をもって、1人で任されること
⑤ また、診療はチーム単位になり、決められた診療ユニットと
専任アシスタントが付くこと。
⑥ 患者様1人あたりのチェマータイムが、最短でも30分であり、
余裕を持って診療が出来ること。
⑦ 完全週休2日であり、1日の診療時間も短いこと。
⑧ 各地から意識の高い患者様が集まるため、自費診療が中心であること。
(私は1日10人しか診ていませんでした。)
⑨ 昇給やボーナスは出来高払いになっており、やればその分報われる制度
があること。
⑩ ドクターのレベルが高く、その先生方と一緒にいるだけで
多くの学びを得ることができること。
この恵まれた環境で育ち、独立した小室歯科卒業生達は、ほぼ全員成功しています。
私の同期入社は7名いますが、全員がその地域で一番。
数名はダントツの成功者です。
こんな私でも、環境に恵まれて、友に恵まれて、素晴らしいメンバーに
恵まれれば、一人前になれるのだと、つくづく実感しています。
今回の学び
人生で大切なのは学べる環境で育つこと