メディア情報

[’08/8/25] うえまち新聞

大阪市中央区天王寺くを中心に、無料配布されている、フリーペーパー「うえまち」
私たちのパートナー医院である上本町ヒルズ歯科クリニック
院長永井美也子先生が、連載を行っています。

タイトルは、「豊かなライフスタイルを提案するニューコンセプト歯科ってなあに?⑮」。
内容は以下の通りです。

今回は、食欲の秋に向けて、
そして、夏にむし歯の危険にさらされた歯を守るために、
むし歯予防についてお伝えします。

ジュースやアイスクリームの量が増える夏が、
最もむし歯になりやすい季節といわれています。
「むし歯予防は知っている」「私はむし歯になりにくい」と思っている方でも、
いつむし歯になるか分かりません。

なぜなら、日本人は、ミュータンス菌(むし歯の原因菌)の保有率が
とても高いからです。
治療をしてむし歯がゼロ本になっても、
残念なことにむし歯菌はゼロにはなりません。
健診で、むし歯がなくても、この先むし歯にならないかが心配です。

そこで、子どもの歯を守る会「カムカムクラブ」では、
歯を赤と青の2色に染め出して、磨けていないところを一緒に確認します。
24時間以内に付いた汚れは赤色に、
それより前から付いている汚れは青色に染まります。
青色の汚れが付いていると、そこから、むし歯ができていきます。
一見、きれいなお口でも、意外と汚れが残っていることがあります。
逆に、あまり歯磨きをしていなくても、
歯やツバや菌の質によって汚れがほとんど残っていないこともあります。

もちろんこれは、大人の方でもできます。
大きなお子様には、1人できれいに磨けるように学んで頂きます。
自立して、自分で自分のお口を守れることこそが、
お口の健康を守り育てるために、必要だと考えます。

強力なむし歯菌をもっている場合は、
染め出した赤と青の汚れが、歯ブラシで落とせないこともあります。
それは、バイオフィルムと共に、器械で取り除くことができます。
定期的にバイオフィルムを破壊すると、再び汚れが付きにくくなります。
さらに、キシリトールガムを噛んで、ミュータンス菌の数を減らせば、
歯磨きは簡単になりますよ。

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