院長ブログ

[’24/4/26] 新人研修⑯ -ドリーム通信読み合わせ[1] -

引き続き、午前中に新人座学研修を行っています。
今週より、『ドリーム通信読み合わせ研修』がスタート。

診療業務の実技研修の他、私たちの医院では、
私の思いを綴った45項目、『ドリーム通信』の読み合わせ研修
4月22日~5月22日まで、午前の診療を切って行います。

なぜ、そんな研修を設けるのか。

それは、いくら優秀な結果を残す新人スタッフであっても、医院の理念や
私の医院に対する思いを理解・共感
して頂かないと、残念ながら
『ヨリタ歯科クリニックのメンバー』の一員とは、言えないのです。

全員が、私の思いに共感して頂き、みんなが同じ方向へ進んでいるからこそ
『人に優しい、ワクワク楽しい、ヨリタ歯科クリニック』になります。

ドリーム通信には、私の思いだけではなく、医院への思い、患者様への思い
医院で働くメンバーに向けての思い
が、私の言葉でたくさん綴られています。

それらを音読し、新人メンバーが感じたこと、思ったこと
10分間の時間を設け、用紙に記入して頂き、各自発表し、全員で共有する
という時間も設けています。

私の思いに理解と共感をして頂くだけではなく、色んな人の意見や考え、思いを聞いて、
学びや気付きの多い、実りのある研修にすることを目的としています。

今回のドリーム通信読み合わせ研修で行った、
ドリーム通信のタイトルとスケジュールは、以下の通り。

 

ドリーム通信読み合わせ研修

■4月22日(月) 担当:歯科衛生士 森永
Vol.1  夢挑戦ストーリー
Vol.2  夢は具体的に形にするもの

■4月23日(火) 担当:歯科衛生士 森岡
Vol.3  夢は熱く想い描くもの
Vol.4  人に優しい夢の診療室

■4月24日(水) 担当:感動クリエーター 安田
Vol.5    人に優しい 夢の待合室
Vol.6    ヨリタ歯科クリニックセカンドステージ紹介

■4月25日(木) 担当:スマイルクリエーター 石田
Vol.7    ウエルカムクラブ
Vol.8    カムカムクラブ

■4月26日(金) 担当:デンタルコーディネーター兼管理栄養士 小川
振り返り

■4月30日(火) 担当:スマイルクリエーター兼感動クリエーター 新谷
Vol.9    スマイルクラブ
Vol.10  チーム編成

■5月1日(水) 担当:歯科衛生士 竹岡
Vol.11 感動クリエーター
Vol.12 スマイルサポーター

■5月2日(木) 担当:経営サポーター 髙橋
Vol.13 スマイルクリエーター
Vol.14 健康プロモーター

■5月7日(火) 担当:歯科衛生士 角野
Vol.15 歯科衛生士
Vol.16 歯科医師

■5月8日(水) 担当:経営サポーター 米田
Vol.18 小冊子
Vol.19 ネーミング

■5月9日(木) 担当:歯科衛生士 森永
Vol.20 ロゴマーク
Vol.21 キャッチフレーズ

■5月10日(金) 担当:デンタルコーディネーター兼管理栄養士 小川
振り返り

■5月13日(月) 担当:感動クリエーター 安田
Vol.22 セルフイメージ
Vol.23 ドリームマスター

■5月14日(火) 担当:歯科衛生士 森岡
Vol.24 夢を叶える 3つの真実
Vol.25 年間行動目標

■5月15日(水) 担当:歯科衛生士 竹岡
Vol.26 月間行動目標
Vol.29 新人スタッフ研修

■5月16日(木) 担当:スマイルクリエーター 石田
Vol.34 人が輝く組織作り
Vol.40 夢と希望あふれる強固なチームワーク作り その①

■5月17日(金) 担当:デンタルコーディネーター兼管理栄養士 小川
振り返り・話し合い・発表準備

■5月20日(月) 担当:スマイルクリエーター兼感動クリエーター 新谷
Vol.41 夢と希望あふれる強固なチームワーク作り その②
Vol.42 夢と希望あふれる強固なチームワーク作り その③

■5月21(火) 担当:経営サポーター 髙橋
振り返り・話し合い

■5月22日(水) 担当:経営サポーター 髙橋
発表準備

ドリーム通信読み合わせ研修の研修担当者も、各役職から、特に医院や私のことを
理解して下さっている選ばれたメンバー
ですので、安心してお任せできること、
本当に有難いです。

ドリーム通信読み合わせ研修の最初は、
Vol.1  夢挑戦ストーリー
Vol.2  夢は具体的に形にするもの

です。

内容は、下記の通り。

 

■Vol.1  夢挑戦ストーリー

いよいよ、新生ヨリタ歯科クリニックの診療が始まりました。
移転オープンはズバリ、12月3日(月)です。
何故、12月3日なのか。何げなくカレンダーを見ていて、気になった。
数字の1(ワン)、2(ツー)、3(スリー)が並んだ、12月3日(月)。

数字の1、2、3には、ファースト、セカンド、サード。
言い換えれば、ホップ、ステップ、ジャンプの飛躍のイメージがあります。
そう、ファースト(ホップ)ステージは、平成3年6月8日。
ヨリタ歯科クリニック開院日です。

資金や人脈、コネや経験もない私が、ただ、患者様に愛される医院を作りたい。
そして、地位や名声を得たいという思いからの開院でした。

当時は、自分本位の身勝手な考えや、行動が多くありました。
結果的には、多くの患者様に支持される医院を短期間で作ることは、出来ました。
しかし、悲しいことに、スタッフから支持されることは、ありませんでした。
人がどんどん入れ変わる、ただただ忙しいだけの医院でした。
これが、私のファーストステージ。

そして10年経験し、わかったこと。
それは、「患者様に愛される医院作り」というコンセプトが間違っていたこと。
本当に大切なことは、「共に働くメンバーに、愛される医院作り」でした。
その思いを実現するため、平成14年11月8日医院を、全面リニューアル。
セカンド(ステップ)ステージの、始まりでした。

私たちが目指す3つの理想の医院は、感謝の言葉があふれ、感動を与え続け、
そしてワクワク楽しい歯科医院。
それをメンバー全員と共有するため、医院理念やアワクレド(メンバーの信条)を作りました。
また3つの理想の医院を実現するため、予防のベースの医院作りにメンバー全員で、取り組みました。

まずは、ムシ歯のない子供たちが集まるカムカムクラブ、
40才以上の健康で豊かな人生を歩む女性が集まる、ウエルカムクラブも設立。

さらに、メンバーと患者様と共に感動体験を共有するため、
カムカムフェスタやハロウィンフェスタなどを、企画。
10年経過、笑顔あふれるワクワク楽しい歯科医院が、ココに実現しました。

2012年12月3日。いよいよ、セカンドステージの幕が降りました。
サード(ジャンプ)ステージの、始まりです。

新生ヨリタ歯科クリニックは、今以上に医療の本質である安全・安心、
そして、高い信頼と評価を得ることに、全力を尽くします。
そのため、私たちが目指す新たなコンセプトは、人に優しい医院作りです。

もちろん今まで通り、夢と希望あふれる
ワクワク楽しい医院であることに、変わりありません。

私たちの新たな取り組みは、まだまだ始まったばかり。
サードステージの全容は、私たちもまだ見えてないところがあります。
メンバーの意見を集め、少しずつ形にしていきます。

Vol.2  夢は具体的に形にするもの

それではワクワク楽しいヨリタワールドを、具体的に紹介します。

エレベーターホールから始まる待合室は、一般待合室、予防専用待合室、
小児専用待合室、そして、自費専用待合室に、大きく4つに分けました。

自費待合には、専用デスクも、設置しました。
それぞれ、区分することで、それぞれの待合室を個別に、デザインすることが出来ました。

小児専用待合室には、患者様用託児ルームも併設しました。
小児専用診療室は、小児用チェアーが2台。壁や天井を、
カラフルでワクワク楽しい雰囲気に演出。

ここにいるだけで、元気いっぱいになれます。ムシ歯のない子供たちが、
多数集まるカムカムルームです。ここでは、小児担当医が、大活躍。
輝くステージを作ることで、そこで働くメンバーは、さらに輝きます。

そして、保育士さんを常駐します。
これにより、小さなお子様を持つお母様も安心して、治療を受けて頂けるようになりました。

また予防で定期的にお越し頂く患者様には、4室ある予防ルームにて、
予約時間通りに、お待たせすることなく、ケアを受けて頂けるようになりました。
予防専用ルーム、ウエルカムサロンの誕生です。
衛生士の活躍する場が広がることで、
さらに、モチベーションが上がり、仕事の意欲が持続します。

そして、一般診療スペースは、10台。
これまでドクターが、空いているのに予防患者様で診療用チェアーまでもいっぱい。
治療が出来ない、進まないというジレンマもありました。
これも、すべて解消。時間をきっちり取り、診療に当たることが出来るようになりました。

ドクター専用チェアーを持つことで、担当医の責任感も、高まります。

そして、さらに自費専用待合室からつながる、プレミアムルーム。
ここは、完全個室の、広々空間。
インプラントやフラッフオペなどの、外科専用スペースも用意したいものです。

これら4つの診療スペースを、明確に分けることで、
一般歯科、予防歯科、小児(矯正)歯科、審美インプラント歯科など、
今後さらに、多様化する患者様のニーズに、全てお応え出来るようになりました。

そして、広い待合室で混乱を招かぬよう、
フロアには専用コンシェルジュを、新たに設置。

ヨリタ歯科クリニックらしい、丁寧なお声掛けや親切なご案内、
心からのおもてなしを、行います。
これも、人に優しい、ヨリタ歯科クリニックならではです。

 

ここで、ドリーム通信読み合わせ研修で、新人スタッフメンバーが発表した
思ったこと、感じたこと(感想文)
を、ご紹介します。

ご興味ある方は、是非お読みくださいね。

 

■Vol.1  夢挑戦ストーリー

・患者様に愛される医院作りというコンセプトになりがちですが、本当に大切なことは
共に働くメンバーに愛される医院作りだったと知り、すごく勉強になりました。
そのために感謝の言葉が溢れ、感動を与え続け、そしてワクワク楽しい歯科医院を
目指しているということが理解出来ました。
そして、それを共有するために、アワクレドを読んだり、予防ベースの医院作りを
していることなど、全て意味のあることをしているのだと思いました。
他の医院にはないようなことを勉強出来、感謝の気持ちを忘れずに、これから仕事を
していきたいと思いました。

・私は自分自身で開業をしようと考えたことがないので、若い頃の院長が開業する際に
どのように苦労されたのか、どうのような困難があったのか、想像することも難しい
ですが、”夢挑戦ストーリー”を読むにあたって、苦労や困難が少しだけ理解できたと
思いました。
よく医院作りで難しいと言われていることに、スタッフの雇用問題が挙げられますが
大学でしか見た事のない私からすれば、患者集めではないんだと少し疑問に思っていました。
世の中これほどまでに、歯科医院があるのだから、患者の取り合いの方が難しいのでは
ないかと。
しかし、ヨリタ歯科クリニックで実際に働いてみて、スタッフ同士が仲良く話している
所を何度も目にしました。働きやすい医院を作ることで、医院全体が明るくなり、
それが患者様に還元されているような気がしました。
スタッフの支持あってこそ、病院という1つの機関がなり立つのだろうなと思いました。

・患者様に愛される医院を作りたいと目標を立てる企業や医院はとても多いと思います。
お客様や患者様を優先に考え過ぎた結果、スタッフが離れ絵しまうというのは、医院に
とっても患者様にとっても良くないことだと思いました。
ですが、その経験があったからこそ、共に働くメンバーに愛されることが、どれほど
重要なのかを気付くきっかけになり、現在の感謝の言葉がスタッフ同士や患者様から
溢れる医院になったのだなと感じました。
歯科医院で患者様に感動体験を与えるというのは、とても難しいことだと感じます。
そのため、感動体験をして頂く機会を作り、カムカムフェスタやハロウィンフェスタなど
笑顔で患者様が歯科医院に来院して、これからも予防も頑張ろう、定期的に通おうと
思ってもらうきっかけ作りとして、素敵な企画が実現したのだと感じました。
私はまだ新人スタッフで、右も左も分からないですが、患者様から信頼される
通いたいと思ってもらえるような医院を作るメンバーの一員として、学んでいきたい
と思いました。
常に同期、先輩、患者様など自分の周りの人への感謝を忘れず、何事にも前向きに
取り組んで行こうと思いました。

・歯科医院だけでなく、病院や普通のお店でも、患者様やお客様に愛される事は
経営を続けていく上で、とても大切だと感じます。
しかし、スタッフから支持されていないと、患者様からどれだけ必要とされていても
うまく回らなくなってしまい、最大限のパフォーマンスが出来なくなってしまうのだと
思いました。私達が働く雰囲気は、直接患者様が見る事はなくても、何となく感じたり
する事もあると思います。
スタッフの方同士の雰囲気で医院全体のイメージや居心地なども変わってくる場合も
あると思うので、私もヨリタ歯科の一員である事を意識して、良い雰囲気を作って
いければ良いなと思いました。
4月1日から入職し、衛生士業務も少しずつ教えていただいています。
苦手だったり、上手くいかなかったりする事も沢山ありますが、練習を重ねたり
実践したりしながら、私も1つずつステップを踏みながら成長していきたいです。
困る事や悩んでしまう事もこれから出てくるかと思いますが、相談したり助けて
もらったりしながら、努めていきたいです。
私もワクワク楽しい医院を作る一員という事を忘れずに、行動していきたいです。

■Vol.2  夢は具体的に形にするもの

・医院見学をさせて頂いた時、診療チェアが10台もあることに驚いただけでなく
予防ルーム、自費専用のチェアまであることを知り、ビックリしたのを覚えています。
ドクターが空いているのに、チェアがないから治療が出来ないという過去があり、今の
ヨリタ歯科クリニックに進化していった事を知り、院長のこだわりもとても感じました。
それぞれのニーズに合った空間が出来ることで、患者様にもより良い治療やクリーニング
などの予防が敵胸出来ているのだと思います。
また、患者様に対してだけでなく、それぞれの目的で空間を分けることにより、モチベー
ションが上がったり、責任感と仕事の意欲も持続することまで考えており、スタッフに
愛される医院作りのこだわりも感じました。
スタッフから愛される医院作りというコンセプトで、ヨリタ歯科クリニックを再出発
された院長の思いを感じることができました。
ヨリタ歯科クリニックには、他の医院にはないであろう職種が沢山あります。
それは、「ヨリタ歯科クリニックらしい」がとても詰まっていると感じます。
待合室で丁寧なお声掛けや親切なご案内をしておられるところを、何度か目にした
ことがあります。また、お子様連れの患者様も、保育士がいることで安心して治療を
受けていただけます。
様々な職種が、一緒に働くことで、ヨリタ歯科が愛されているのだと思います。

・予防チェアと診療用チェアを分けることで、患者様には、予防の部屋に行きたいから
という向上心が生まれ、働いているスタッフは自分のチェアーがなくなることはなく
全ての患者様に対応出来るので、働きやすくなり、ここでも患者様のことと、
スタッフの事両方を考えて、今のヨリタ歯科クリニックが出来上がったのだと感じました。
それぞれの部屋にあった内装をすることで、幅広い年齢層の方から、支持を頂き
私達もそこで治療やアシストをする時に、気持ちが変わるので、仕事の意欲が向上するなと
感じました。でも、内装だけではきれいにならないので、日々の掃除で細かいところまで
チェックし、清潔を保ち、患者様に安心して通っていただけるようにします。

・ヨリタ歯科の待合は、私が行ったことのある医院とは他とは違い、とても広く、ホテル
のような綺麗さです。また、診療スペースにも、それぞれ特徴があり、高級感のある部屋
子供が楽しめそうな部屋など、それぞれのニーズに合ったものだと思いました。
以前、初診のカウンセリングに同席した際、小さなお子様をつれたお母様が、「ここだと
保育士さんがいるから、安心して診療を受けられる」とおっしゃっていました。
子供が遊べるおもちゃやガチャガチャなど、患者様の思いをこれほど形にしている医院は
今まで見てきた医院の中にはありませんでした。
医院ということを忘れる声掛けや対応、おもてなしをされていて、他とは違う、ヨリタ歯科
ならではの思いを強く感じました。

・色んな歯医者さんに行ったことがない私でも、初めてヨリタ歯科クリニックに来た時に
こんな歯医者さん見た事が無いと感じました。
とても綺麗で、診療スペースが分かれていて、患者様用託児ルームがあり、驚きました。
私が想像していた歯医者さんは、こじんまりとしていて、暗くて、とても質素なイメージ
でした。それに比べ、ヨリタ歯科クリニックは、綺麗で明るく、広いと感じ、カムカムルーム
も子供が来たくなるようなチェアスペースになっていると思いました。
小さなお子様を持つ患者様は、なかなか来院することが難しいと思いますが、託児ルームが
あり、保育士も常駐しているので、ヨリタ歯科クリニックはそういう患者様が来院されやすい
と思います。
患者様が安心して、お子様を預けれるように、しっかり子供を預かり、保護者の方と
コミュニケーションをとっていけたらと思いました。

<新人研修は、まだまだ続く   寄田 幸司>

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