ワクワク楽しいセミナー紹介

[’05/07/25]感動とは

昨年、名古屋でNo.1デンティストクラブ主催の、講演を行いました。
その時は、ジョイント講演でした。

そしてお相手は、(有)ドラマティックステージ代表 自称感動プロデューサー
平野秀典さんでした。

平野さんは、10年の演劇俳優の経験から、演劇とマーケティングを融合させた、
ドラマティック マーケティング」を実践しています。

そんな平野さんの講演からヒントを得て、「スマイル&コミュニーション」という
ポスターを作り、院内に掲示しました。

その内容は、なぜ私が、受付を単なる受付ではなく、
スマイルクリエーターと名付けたのか、
スマイルクリエーターとは、どんな職種なのか。
ポスターは、来院される皆様へ、わかりやすく御理解して
頂くためのものでした。

そして私からあなたへのメッセージ

楽しいから笑顔になるのではありません。
あなたの最高の笑顔に出会うため、私たちが笑顔でおもてなしします。
笑顔と笑顔の共感、私たちは大切にしています。

そんな思いが伝わり、今日平野さんが新たに出版した本
お客様の感動を設計する ハッピーエンドのつくり方」 ダイヤモンド社
で、ちらっと紹介して頂きました。 (P41~45 全文 ) 以下抜粋

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お客様は感動を「共有」する共演者

  私が専門とするフィールドは、「感動」というかなり多くの職業に役立つ分野ですから、
業界を越えて様々な企業や団体の方から招待を受けて、
セミナーをさせていただいています。

 先日は、歯科医の先生が集まる会員制の倶楽部で、講演をさせていただきました。
 意外ですか?  
 確かにこんな会話は成り立たないですね。
「ちょっとは医者に行ってくるね」
「え? 歯医者さん! いいな~ 感動しに行くんだ!
 という会話はありえませんね。

  だから、いいんです。

  歯医者さんの受付や待合室で、とちょっと嬉しい体験や、
 感動を覚える何か
があったら、評判になりませんか?
 私のセミナーの中では、笑顔について今までと違った切り口で表現します。

  腑に落ちた人は、さっそく実践を始めます。
 セミナー後、ある歯科医院では、セミナーから得たインスピレーションから、
次のようなポスターを医院の待合室に貼ったそうです。

ースマイルアンドコミュニケーションー

  あなたが始めて私たちの医院を訪れた時……

  様々なシーンで私たちは、あなたを笑顔でおむかえします。

  そのわけは

  笑顔は回りを幸せにする不思議な力があることを知っているからです。
  嬉しいから笑顔になるのではありません。

  笑顔を作ることで嬉しくなるのです。

  日頃どんなに忙しくても、私たちは笑顔を絶やすことはありません。

  しかし
  笑顔を使い切ったときは、あなたの笑顔が必要です。

  あなたの笑顔と楽しい会話に触れることで
  笑顔を取り戻します。

  あなたの笑顔にであうこと、私たちの最高の幸せです。

  このポスターには、4人の受付嬢の笑顔の写真が貼ってあるそうです。
 とっても伝わりますね。

  お客様を、攻略する相手でも、囲い込む対象でも、神様でもなく、
  一緒に問題を共有し、解決する「共演者」と思えたとき、お互いの心の中に
  「共感」という感情がうまれます。

  心理学用語で言うと、「ラポールが取れている」と表現されている状態になります。
  でも現実には、共演者になり得ないようなお客様もいるではないか?
  残念ながらいると思います。

  しかし、私たちは、お客様を選ぶ事ができます。
 切り捨てるのではなく、選ぶのです。

 「理想のお客様」というイメージは、はっきりとしていますか?

 扱っている商品やサービスを提供して、感動を共有するとしたら、
 どんなお客様と「共演」したいかという質問です。

  何も考えないと、お客様というのは「3人称」のイメージです。
 つまり、「不特定多数のその他大勢のお客様」になります。

 理想のお客様がはっきりしてくると、お客様は「2人称」になってきます。
 感動の共演者である仲間に対して語りかける言葉は、「3人称」でつくった言葉とは、
 明らかに変わってきます。

  語りかける言葉は、「メッセージ」という形で発信ができます。
 2人称で発信したメッセージは、磁石のような効果を発揮し始め、
 お客様や協力者という共演者を引き付けてきます。

  このマジックは、実際に私自身も体験したのですが、
 本当に不思議なシンクロニシティー(意味のある偶然)が立て続けに起こるようになります。

  魅力的な共演者との出会いから、さらにメッセージが魅力的になり、
 より魅力的なお客様が、まわりに集まってくるのです。

  類は友を呼ぶ法則が実在することを、確信せざるをえなくなります。

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ここで私が感じたこと。
歯科医院は、ただ単に歯を治療するところではない。
歯科医院は、そこに集まる人に夢と希望を与える所(舞台)だと思っています。

このため、来院者と私たちは、その舞台での「共演者」ということになります。
共演者だから、幕が下りたとき(目的が達成されたとき)、お互い「共感」します。

手に手を取って、今までの努力と頑張りを認め合い、 喜びを分かちあうことが出来ます。

そこには、感動が生まれます。

また、人を感動させるチカラのことを「感動力」と平野さんは名付けています。
私は、常に「感動力」を高めたいと思っています。

なぜなら、あなたに感動を与えることで、私自身も感動するからです。
感動が生まれる歯科医院から、感激そして感謝の言葉があふれる医院になります。

本に私たちの医院が紹介されているという、たった1枚のポスターから生まれた、
思いがけない感動
、今私は感謝の言葉でいっぱいです。  

 

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