Dr.ブログ

動物の口の中

こんにちわ、歯科医師の安岡です。

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この前知り合いの飼っている犬の口の中が何か臭うということで見てみると歯周病の独特のにおいがしました。

よく見てみると歯石がたくさんついていて歯もちょっと揺れていました。
歯茎も腫れていてので歯石を器具でとって歯ブラシしてあげました。

犬に歯周病があるのかと思っている方も多いと思いますが、犬もなります。しかし犬は自分では歯ブラシできないのでお口の汚れをとる用の硬い骨が売っていると思うのでそれで汚れをとってもらった方がいいと思います。

犬の歯石をとったときは人と同じで歯の根元にがっちりついていました。

私が驚いたのは別の知り合いの飼っている犬の歯は歯周病になってしまって人と同じように抜けたりしてきていたみたいです。

私の通っていた大学には動物病院(歯科)もありました。実際何をやっているかは詳細はわかりませんが、自分ではしゃべれない動物にも歯科治療は必要なんだと感じました。

私たちは自分の飼っている動物の口の中のにおいなどは敏感に感じますが、自分の口のにおいには気づきません。それは常にそのにおいの中に身を置いているからです。

人ににおいを指摘されたときにはもう症状もひどく、精神的にもショックも大きいと思います。みなさんまずは自分のお口の状況を確認するために定期的に歯科医院に通うのはとても大切だと思います。
それからみなさんの大事なペットのお口の健康も考えてあげてくださいね。

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