アンチエイジング
今日は喫煙者方には少し耳の痛い話題です。
おそらくタバコを吸われる方なら、1度は見たことがある写真かもしれません。世界で一番有名かもしれない双子の写真です。
これはですね。22歳の双子が、40歳まで喫煙した場合と喫煙しなかった場合の、顔貌の違いを表しています。驚きですよね…。
と言っても、これはBBCテレビが作成したシミュレーション写真で、実際の写真ではありません。 なぁんだ安心。と思われた方もいるかもしれませんが、実際に数日前こんなニュースがありました。
アメリカのケースウェスタンリザーブ大学の研究チームが、喫煙歴に差のある18歳~78歳の双子79組を対象に顔貌を調べたところ、約2/3の割合で差が見られた(喫煙者の方が老けて見えた)と形成外科学会に発表したそうです。
インターネットの記事には実際の写真も載っていましたが、BBCのシュミレーション写真ほどではないですが、やはりしっかり差が認められます。
なぜこんなは話をするのか?
それは歯医者、つまり歯周病の観点からみても喫煙は百害あって一利なしだからです。
僕自身日々の診療の中で、歯を抜いたり、インプラントをしたりといった大きな処置を行う事があります。すると、喫煙者と非喫煙者で傷の治りがこんなにも違うのか、と驚かされることが多々あります。
歯を守る観点から話させて頂きますと、是非皆様にタバコをやめて頂きたいと思うのですが、なかなか難しく、このような記事を載せる事で、一人でも多くの患者様が禁煙してみようかなと思っていただけたらいいな…。という意味で載せさせて頂きました。
もっと詳しく知りたい方は是非(11月1日) http://www.cnn.co.jp/fringe/35039334.html
山口真史?