咬合性外傷
みなさまこんにちは、歯科医師の赤松です。
明けましておめでとうございます。
年は明けましたが、これからもっと冷え込みますので
体調管理には気を付けられてくださいね。
今回は、『咬合性外傷』についてお話出来たらと思います。
みなさまは、『咬合性外傷』という言葉をご存じでしょうか。
かみ合わせや歯ぎしり、食いしばりなどが原因で歯の周りの組織が
炎症を起こしてしまい、お痛みが出てしまう状態のことを言います。
無意識のうちに日中食いしばっている場合もあるので、その場合は意識的に
上下の歯が接触しないように、注意していただくことができますが、
夜間の歯ぎしりが原因の場合はそうはいきません。
それを防ぐために使用するのが、『ナイトガード』というマウスピースです。
実は私も左の歯がかなりしみやすく、朝起きたときに歯が欠けてしまっていた
ことがあるので、ナイトガードを早急に作らないと、と考えているところです。
歯の痛みは歯周病、虫歯だけでなくこの咬合性外傷である可能性もあります。
歯ぎしり、食いしばりが気になる方がいらっしゃいましたら、
歯を守るためにも、一度声をかけていただけたらと思います。