歯軋り、食いしばり
少し暑さマシになったとはいえ、まだまだ35度超えの日々が続いて
体調壊したりしてないですか?
そろそろ涼しくなってほしいと、日々願ってるドクターの松本です。
さて最近、僕は歯軋り、食いしばりで夜中目が覚めたり、朝起きたら
頬っぺたがだる重い感覚があったりと言った症状が出ています。
歯軋りや食いしばりの原因は色々とあり、歯並び、スポーツ(力入れる時)、
ストレス、睡眠時無呼吸症候群などが大きく関係してます。
実は子供の時も、歯軋りはします。
特に乳歯から永久歯に生え変わる時に、多く見られます。
子供の歯軋りの原因は
1、乳歯から永久歯に生え変わる時に顎の位置決めを行っている
2、歯軋りをする事で噛み合わせを正しい位置に合わせるため
3、永久歯のスペース確保のため
と、大まかに3つ程あります。
これは、成長過程に必ずと言っていいほど発生するので、問題ありません。
全ての歯が、永久歯に生え変わるにつれて、徐々におさまってきます。
ただし、成人の方の歯軋りや食いしばりは歯の痛み、顎の関節の不具合、
歯のすり減り、頭痛肩こり、被せ物がはずれる、力がかかる部位の歯周病が
進行したりと言ったトラブルを起こしやすいので、それを防止する装置があります。
それは、『ナイトガード』と言い、夜間寝る時に口腔内にはめてもらう装置となります。
(日中もつけて貰えますが、それをつけたままのお食事は出来ません)
また、ナイトガードは異物感があり、装着出来ない人のために当医院は
咬筋ボツリヌス治療というのも行ってます。
詳しくは、次回以降にお話しします。
コロナもまだまだ流行っており、みなさんストレス等で歯軋りや食いしばりが原因で
歯の痛みや顎の関節の不具合を訴えて来られる患者様が多くいらっしゃいます。
もしそういった症状がある方は放置せず、すぐにお近くの歯科医院に
相談してみて下さいね。