歯周病の予防や治療に補助器具が大切?
皆さんこんにちは。
歯科医師の高山です。
いよいよ、GWが始まりましたね。
新学期、新社会人、4月から新しい環境に馴染まないと
いけない季節でしたので、知らぬうちに疲れが溜まっている方も
多いのではないでしょうか?
日頃の疲れをゆっくり休んで癒やしたり、楽しいGWをお過ごしください!
さて、先週赤松先生が歯周病治療について掲載されていましたので、
私も関連した内容についてお話しようかなと思います。
実は7割の方が歯周炎、歯周病に罹患していると言われています。
過去の研究では、2週間も歯磨きをせずに暮らすと健康な歯茎をしている方も
歯肉炎になるという結果もあり、歯磨きをしていると血が出るようになります。
毎日磨いている方が多数かと思いますが、歯ブラシ以外の補助器具を
使われていない方もいらっしゃるかと思います。
なんと歯ブラシだけでは6、7割の汚れを落とすことができないと言われており、
歯と歯の間に汚れは歯ブラシで落としきることが難しいです。
そのため歯間部は、汚れが残りやすいため歯周病は歯間部から
進んでいくことが多いです。
歯周病の予防や治療には、歯ブラシの他にもフロス(糸ようじなど)や
必要であれば、歯間ブラシなども使うことが大切になってきます。
フロスや歯間ブラシを歯面に沿うようにして磨いて、口腔内をキレイに保って下さいね!