歯科医院での撮影方法
こんにちは、歯科医師の吉村です。
以前プライベートで、MRIをとる機会がありました。
皆さんは経験した事はありますでしょうか??
検査時間は20分ほどかかりました。
時間は撮影部位にもよると思いますが、個人的には長いなと感じました。
そして何より不快だったのは、機械に入ってから常にゴンゴン、ガンガンという
工事現場のような騒音がしたことです。
さて今日は、歯科医院で必要の際行う撮影方法について紹介します。
撮影方法で大きく分類すると2つで、
フィルムを口の中に入れる「口内法」と
フィルムが口の中に入らない「口外法」です。
口内法では一般的に、3本くらいの歯が収まる小さなフィルムを口の中に入れて、
外からフィルムへX線を照射します。
虫歯や歯の根、周囲の骨の状態などを診断できます。
その他は口外法で、もっとも多いのはパノラマX線撮影と呼ばれるものです。
撮影装置が頭の周りをぐるっと回転して撮影し、上下左右の歯全体と周囲の骨も写し出します。
必要に応じて、頭部エックス線規格撮影法、歯科用CTなどの撮影方法もあります。
何を詳しく調べたいかにより、撮影方法は変わります。
色んな方法がありますが、撮影時間もMRIに比べて短いですし、
騒音もしないので安心してくださいね。