妊婦と歯科の関係
こんにちは、入江です。
だんだん日差しが強くなってきましたね。
普段であれば外に出て日焼けをしていますが
早く何も気にせず太陽を浴びれるようになりたいですね。
さて、今日は妊婦と歯科の関係についてです。
妊娠中は実は様々な理由で、お口の中が変化することがあります。
妊娠によって食事の嗜好や、生活リズムは変化します。
今まで間食がほとんどなかった方が、間食の回数が増えたり
1度に多く食べることが出来ず、回数を分けて食事をしたりすることがあると思います。
また悪阻(つわり)がひどい方は、歯を磨くこともしんどくなる場合があります。
そうすると、今までは綺麗でリスクの少なかった人でも
手入れが行き届かず、新しく虫歯が出来てしまうことがあります。
またホルモンバランスも大きく変化するため、歯周病にもなりやすくなります。
妊娠では通常の生理の10~30倍ほど、ホルモンバランスが変化するので
特に妊娠の中期から後期にかけては、歯周病が発症しやすい時期になります。
妊娠中に歯周病を放置しておくと、低体重児早産にもつながることがあるので
妊婦健診で歯科を受診するようにした方がいいと思います。
歯科治療に関して言えば、一般的な安定期(だいたい5~7ヶ月)あたりであれば
麻酔を使う治療などでも安全に治療できます。
それよりやはり、妊娠期間中でもなるべく手入れを頑張って
虫歯や歯周病にならないように気をつけましょう。
通院が可能な場合は、安定期に検診とメインテナンスをおすすめします。