院長ブログ

[’09/9/18] おいしい風

いつもお世話になっています、沖縄在住の白仁さん
沖縄タイムスでのセミナーで、お目にかかりました。
そしてその翌日の18日、私のワガママを聞いて頂き、真の沖縄(?)を案内してくれることに。
今日も、最高の1日になりました。

まずは、南城市にある地元の人にもあまり知られていない、
「垣花樋川」(かきのはなヒージャー 俗称シチャンカー)。
全国名水百選にも、選ばれています。


せせらぎのそばには、アメリカンマイマイも。
こんなに大きいのは、初めて見ました。

そして次に、訪れたのは、浜辺の茶屋山の茶屋楽水
時が、止まっているかのよう。

外のテラスに座ると、オーナーの稲福信吉さんが一言。

「2日前から、秋風が吹くようになった。
その風が吹くと、部屋で事務仕事が全く出来なくなる。
ここに、ずっと居たくなるんだよ。
この風を、私はおいしい風が吹くと呼んでいるんだよ。」

まさに、この木漏れ日の下のテラスに吹く風は、心まで満たされる、
おいしい風でした。


そして、新月の引き潮の干潟には、巣穴からたくさんのカニが姿を見せていました。
帰り際に稲福さんにご挨拶すると、
「今日の夕方、一緒にカヌーに乗らないか。今日の夕方には帰るのか。残念だな。
そうか、じゃあ来週また来いよ」
暖かいお言葉を、かけて頂きました。

そのおいしい言葉に私は、胸がいっぱいになりました。
その後、「山の茶屋楽水」にある、沖縄一(?)のガジュマルの木に案内してくれました。


私の想像を遥かに超える、見事な大木でした。
ガジュマルの木は、水平に伸びた幹から下に根が伸びます。
まるで台風から巨木を守る、つっかえ棒のよう。
生命の神秘自然の営みの凄さを感じました。

そして白仁さんおすすめの世界文化遺産琉球王国最高の聖地
齋場御獄(セーファウタキ)。
以下は頂いた、、案内パンフレットから。

御獄とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称で、
齋場御獄は琉球開びゃく伝説にもあらわれる、琉球王国最高の聖地です。

御獄の中には六つのイビ(神域)がありますが、
なかでも大庫理・寄満・三庫理は、いずれも首里城内にある部屋と同じ名前を持っています。
当時の首里城と齋場御獄との深い関わりを示すものでしょう。

はるかなる琉球王国時代、国家的な祭事には、聖なる砂浜を「神の島」といわれる久高島から
わざわざ運び入れ、それを御獄全体に敷きつめました。
その中でも、最も大きな行事が、聞得大君の就任式である「お薪下り」でした。

齋場御獄は、琉球王国や聞得大君の、聖地巡拝の行事を今に伝える
「東御廻り」(アガリウマーイ)の
参拝地として、現在も多くの人々から崇拝されています。

ガイドの方が、「ここで願いごとをすれば叶うよ」と言ってくれましたので、
欲張りな私は、何度も何度もたくさんのことを願い続けました。

そして最後は琉球料理の店
「いじゆの花」で、少し遅めのランチを頂きました。

一言、おいしかった

この沖縄でも3日間、人の温かみ、優しさ、おいしい風、おいしい料理を満喫しました。

<沖縄はおいしい所満載  寄田幸司>

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