院長ブログ

[’24/4/28] 新人研修⑱ -ドリーム通信読み合わせ[3] -

引き続き、午前中に新人座学研修を行っています。
先週より、『ドリーム通信読み合わせ研修』がスタートしています。

 

今回のドリーム通信読み合わせ研修は、
Vol.5  人に優しい 夢の待合室
Vol.6  ヨリタ歯科クリニックセカンドステージ紹介

です。

 

 

内容は、下記の通り。

 

■Vol.5  人に優しい 夢の待合室

旧ヨリタ歯科クリニックの待合室は、17席。
一般の歯科医院に比べれば、広いです。
しかし、チェアーが10台の医院では
混み合う時間は、席がいっぱい。
立って待つことも、しばしば。申し訳ない気持ちで、いっぱいでした。

また、子供たちや、大人の方も一緒なので、お互い気を使い合うことに。
今回は全ての患者様に、満足して頂ける待合室を作りたい、
人に優しい、夢の待合室を作りたい、
その思いが、設計士さんと打ち合わせを繰り返すごとに、強くなりました。

ということで、受付カウンター前には、
一般待合として、約20名座れるスペースを確保。
また、今の待合室の倍の広さがありますので、その隣には、
ファミリー用待合室も、ご用意しました。

ここは、テーブルを中心に3方を囲むスペース。
3家族12名程度まで、おすわり頂けます。
また、床はカーペットにすることで、一般待合室と区別しました。
さらに隣には、託児専用スペースを作りました。

小さな子供様をお持ちのお母様が、安心して治療を受けて頂けるよう、
常時、保育士さんがいます。
入口には、ドアがあり、また保育風景が見えるよう、一部ガラス貼り。
同時に、8名のお子様をお預かりすることが、出来るようになります。

さらに、その奥には、特別診療室と、
自費患者様専用待合室も、ご用意しています。
今まで私たちの医院では、実現出来なかった完全個室です。
ソファの素材や、壁のクロス、テーブルのデザインや
備品など、全てにこだわりました。

今回のリニューアルにあたり、是非実現したかったスペースの一つです。

診療室入口から、全ての待合室へつながる廊下幅は、1m20cm。
現状の約1.5倍。車椅子の方も、安心です。
また、天井も約40cm高くなっていますので、ゆとりある設計です。
廊下や床には、間接照明を多く取り入れていますので、心が安らぎます。

受付を含めた、待合室の延床面積は、今の医院全体の広さと同じ。
もちろん、バリアフリー。

そのため、4つの待合室で、計40名の方々を、同時に受け入れることが、
出来るようになりました。

これからも、全ての患者様に、優しい夢の待合室、実現していきます。

■Vol.6  ヨリタ歯科クリニックセカンドステージ紹介

私たちの医院のセカンドステージは、平成14年11月。
旧ヨリタ歯科クリニックの2階3階を全面改装し、新生ヨリタ歯科クリニックが、誕生したのです。

その時周囲の人からの多くの声は。「何故そこまで」。
まだ開業して、10年しか経過していない医院。
確かに床や壁紙などは、少し古くなっていましたが、
全てを壊して、全面リニューアルする必要などなかったのです。

「もったいない」、その一言。
しかし、あの当時の私には迷いはありませんでした。
心の内で言い続けていた言葉、
「思いを形にする。思いを形にする。思いを形にする」と。

その思いは、以前の私のコラムでも、何度も語っていたあの言葉。
「愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい医院を作る。」
もう聞き飽きた人もいるのでは。
でも私にとっては、今でも色あせることはありません。

この言葉を、口ずさむと、新鮮な気分になります。
背筋がピンと、伸びます。髪の毛が、逆立ちます。鳥肌が、立ちます。

その熱い思いを形にするためには、内装まで全て変える必要があったのです。
具体的には、窓枠以外全て変えました。ということは、玄関の位置まで。

改装前までは階段を上がって向かって左に玄関扉がありました。
改装では正面に。しかも待合室と診療室に扉をつけず、
玄関を開けると、診療室が全て見渡せる位置に持ってきたのです。

あまりに、オープン。スマイル&コミュニケーションを、具現化したい。
ただそれだけのため、玄関位置まで変更しました。

そう、思いを形にするため。
愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院を作るためには
このレイアウトが、どうしても必要だったのです。

例え診療中であっても、来院して頂いた人のお顔が見えるよう。
診療室に入ってくる人、一人一人
来て頂いたことへの、感謝のお声をかけられるよう。
診療室からお帰りになる人、一人一人の満足したお顔を見られるよう。
感謝の言葉と感動を与え続ける医院が出来ているか、いつでも確かめられるよう
診療室の入口位置を決め、診療台を設置しました。

セカンドステージでも、とことんこだわりました。
深い思いなら、形に出来ます。

 

ここで、ドリーム通信読み合わせ研修で、新人スタッフメンバーが発表した
思ったこと、感じたこと(感想文)
を、ご紹介します。

ご興味ある方は、是非お読みくださいね。

 

Vol.5  人に優しい 夢の待合室

・ただ一言、待合室と言っても、これ程までにこだわりを持って作られたことに、驚きました。
座る所があって、受付する所があるというそれだけのイメージを持っていましたが
ヨリタ歯科クリニックの待合室には、高齢者から小さいお子様まで、安心して過ごせる設備が
整っているのを感じました。
ヨリタ歯科では、医院のスタッフと患者様とのコミュニケーションを大切にされていると
思います。それがガラス張りで中が見えるようになったキッズスぺースや、しっかりと話を
聞いてくれそうな雰囲気のある自費患者様用待合室などに、表われているような気がします。
診療室と待合室の間にドアがなく、音や雰囲気が伝わってくるのも良いと思いました。

・私がヨリタ歯科クリニックに実習で来させて頂く前に、”ヨリタ歯科クリニック”と調べると
待合室の画像が沢山出てきました。
その時、こんな歯医者はないと思い、もう一度検索してもこの待合室が出てきて、とても
驚きました。実際にこの前来られていた患者様も待合室を見て、「ホテルみたいやね」と
おっしゃっていました。
待合室がこんなに拾いと、他の患者様の事も気にならないし、大人数の家族とかで
来られた時も、全員が同じスペースに座れるので、安心して待つことができるなと感じました。
また、バリアフリーの設計になっているので、車椅子の方でも不便なく、全ての診療チェアに
行けるのは、すぐにご案内することができるし、安心して治療を受けていただくことが
できるなと感じました。

・待合室をはじめて見て、すごく広いなと思いました。
私の行った事のある歯科医院は、靴を脱いでスリッパに履き替える所が多く、段差や
医院に入る前に急な階段を昇らなければいけない事もあるのを、よく目にしました。
ヨリタ歯科はエレベーターがあったり、待合室も広く、車椅子の方や、手押し車の
ようなものを持って来られている方も、たくさんいらっしゃるので、本当に全ての
患者様に優しい作りになっているのだと感じました。
また、お子さんがいらっしゃる方は、診療中はお子さんから目を離さなければ
ならない時間が出来てしまうため、託児スペースがあると、とても安心するを思います。
また、壁がカラス張りになっていて待合室などから、遊んでいる様子が見えるため
楽しそうに遊んでいる様子を見ると、さらに安心していただけると感じました。
また、自費専用の待合室は半個室で、大きなモニターがあったりブラインドを下すと
個室にもなるので、相談やカウンセリングなどをされているのを見かけ、自費の価格と
見合う、少し特別な対応ができるのだと感じました。
待つ時間も少しでも快適に過ごせるような工夫がされているのだと思いました。

・今週から受付に一日中立っていますが、漢字ドリルをしている小学生の患者様や
車椅子の患者様、3~4名で一緒に来院される患者様など、全ての人が心が安らぐ空間
作りをしたことで、気を使い合うことや立って待つ患者様がいないようになったのだと
思いました。寄田院長のスタッフや患者様のために、一度した失敗や反省を改善する
行動力がとてもある方だなと改めて感じました。
小さなお子様が受付から走ってキッズルームに入っていくことや、待合室から
キッズルームを見ているお子様もいて、小さなお子様にも優しく楽しい場所を提供して
いるところも素敵だと感じました。お子様が楽しそうに遊んでいる姿を見て、保護者の方も
安心して治療や予防に集中できると思うので、夢の待合室を実現出来ているのだと
感じました。
受付として、人に優しい待合室にできるように、足の悪い方にはお会計をソファーまで
待っていくことやキッズルーム予約していないけど、小さいお子様がいらっしゃる人に
「キッズルーム使われますか?」と声掛けするなど、患者様をしっかり見て行動して
いこうと思いました。

■Vol.6  ヨリタ歯科クリニックセカンドステージ紹介

・全面リニューアルで、窓枠以外全て変えたと知り、とても驚きました。
とても大きな思いを覚悟がないとできないことだと思います。
また、ワクワク楽しい歯科医院が作りたいという強い思いがあったからこそリニューアルを
決断されたんだと感じました。
実習で様々な歯科医院に行かせていただき、ヨリタ歯科クリニックと同じように開放的に
なっている医院もあれば、受付・待合と診療室が扉で区切られている医院もあり、様々でした。
この今回のドリーム通信を読んで、どのような思いで、玄関を開けると診療室が見渡せる
設計にされたのかという思いを知る事が出来ました。
いつでも患者様のお顔が見えるよう、治療後も笑顔で帰って頂けるよう、院長の思いである
「愛と感動、夢と希望あふれる、ワクワク楽しい歯科医院」が実現出来ているか確かめる
ためだったのだと知り、扉があるかないかの違いでも、細かいところまで思いがあり、
こだわられているのだと感じることが出来ました。
強い思いとこだわりを持つ院長がおられることで、今でも1日200人近くの患者様が来院して
下さったいるのでのではないかと感じました。

・開業するにあたっても、とても勇気のいる行動であると思いますが、全面改装し、また
新たに作り変えることは、もっと勇気がいったことだと思います。
患者様を第一に考え、全ての患者様を見るんだという院長の声が診療室から聞こえてくる
気がします。人が多くなり、見る人1人1人を見ることはとても大変な事であると思いますが
その心構えが大切で、私達ヨリタ歯科が働いている全スタッフが忘れる事のないように
努めていかなければならないと思いました。
新ヨリタ歯科クリニックに、新たな患者様が沢山来てくれるよう、これからも患者様一人一人を
大切にしていきたいと思いました。

・10年間作り上げてきた医院を全て壊し、内装も全て考え直してから、新たに作り上げる
という選択は、誰でもできることではなく、出来る人の方が珍しく、とても勇気のあることだと
感じました。”思いを力にする”と患者様、スタッフを思って行動に移すことは、正直私はここまで
動けないないだとうと思います。
なので、ここで働いていく意思、”みんなが愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい”を
私も作っていくぞという気持ちを持って、スタッフ、患者様とコミュニケーション取って
いこうと思いました。
診療室と待合室に扉をつけない医院は今まで行った中では見た事がなく、ドリーム通信の中の
思いを見て、”オープン”、”スマイル&コミュニケーション”を大切にしようと、より強く思う
ことが出来ました。

・院長の思いを読み、何度も思う事があります。
働いているスタッフの人達の志や思いを変えることは出来ますが設備や設計については
今ある場所でやっていかなければならないことです。
もし、変えられたとしても、10年単位。
建ててしまってから、あそこにあれが欲しかった、これも必要だったと思っても
人材と違って、補充することは簡単ではありません。
”思いを形にする”と強く自分に言い聞かせてきたからこそ、今のクリニックを実現できた
のだろうなと強く思いました。
今、私は自分の仕事について覚えることが手一杯で、その形にされた思いを存分に
生かすことが出来ていませんが、それを目標に成長していけたらと思います。

<新人研修は、まだまだ続く   寄田 幸司>

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