実際、伊那食品工業さんに一歩足を踏み入れた時、
感動はさらに増しました。
社員の方々が、すごく自分の会社を大切にしている事が伝わってきました。
膝をつき真剣に草むしりをしている姿、また、掃除道具も本格的でした。

塚越社長のお話にも出てきた、
「仕事上のやり取りだけでは、一体感はつくれない」
これは、皆で一緒に掃除をし、ラジオ体操をし、一緒の時間に休憩を取り、
お昼ごはんを食べ、また社員旅行に行くという事にも、
繋がっているなと思います。

仕事以外で協力することで、一層強い絆や、結の精神、信頼関係ができ、
それがまた、仕事に生かされているのが、伝わってきました。
私は、社是の「いい会社をつくりましょう。
～たくましく　そして　やさしく～」が、
すごく心に響き、心に残っています。

いい会社とは、経営上の数字だけでなく、
会社を取り巻く全ての人々が、日常会話の中で
「いい会社だね」といって下さる会社の事で、
自分たちを含め、全ての人々をハッピーにすると言う意味で、この社是からも、
塚越会長の社員への愛情や想いが伝わってきます。

社員の方々もこの社是同様に、
一人一人が、会社を作っている自覚があり、
「もっといい会社にする為には」の質問には、
「社員一人一人が、能力を上げる」という答えが
皆さんから出てくるのが、素敵です。

「ファミリーとしての経営をしていると」塚越会長がおっしゃっていましたが、
本当に皆、家族の様な雰囲気で、温かい会社でした。会長と社員の間に、専務が入り、
社員の方々がなかなか言えない事を、代わりに専務が伝える、
そんな所からも、愛を感じました。

小さな愛がいろんな所にあり、
それが積み重なり大きな愛になり、
いろんな方々へと、幸せの連鎖が広がっていました。
また、一人一人が生き生きしていて、目がすごく輝いていました。
DVDでもすごく、感動しましたが、やはり実際、自分の身体で感じられ、
いい体験ができ良かったです。

もう一ヶ所、嬉しい事に「菓匠shimizu」にも行かせてもらいました。
ロールケーキを頂いたのですが、すごく美味しかったです。
従業員の方のお話を聞いていて、思ったのは伊那食品同様に、
上司と部下の関係が、すごく強い絆で繋がれています。
また、ここにも家族愛があります。

清水シェフのことを、皆、お兄ちゃんの様に慕っています。
ここのスタッフもすごく輝いていました。
スタッフからでた言葉で、「嫌な事の原因は自分」この考え方にすごく感動しました。

塚越会長と清水シェフに共通して言える事は、

①思いやる事の深さや、優しさ　
②仕事においても妥協を許さないです。

仕事を通じ人間性の向上にも繋がっていると
従業員の皆さんの話を聞いていて感じました。
出てくる言葉が凄いです。

職種は違っても、学びはたくさんありました。
自分自身はまだまだだなと思いました。
もっと、素直な気持ちで、心を綺麗に保たないといけないと思いました。
塚越会長はじめ大久保寛司さん、清水シェフ、
社員の方々の話を聞いていると、心が洗われます。

自分と向き合う時間がつくれました。感動、感動で胸がいっぱいです。
少しずつでも、自分自身が変わっていけたらいいなと思います。
今まで出会った方々のおかげで、
今の自分がいる事を忘れず、常に感謝の気持ちを持ち、
また、今の環境にも感謝して、日々の生活を送っていきます。

自分の為にではなく、誰かの為に、動けるようになり、
たくさんの人と喜びや、幸せを共有し、
悲しみや辛い事は半分にし、たくさんの人の笑顔で溢れ、
ありのままの相手をそのまま寄り添えられる人になれるよう、
日々心がけていきたいです。