[’19/12/30] 2019年を振り返って
2019年も、訪問診療をより積極的に取り組んだ年になりました。
過去にも、今までの患者様に対し、通院することが出来なくなった場合に限り
訪問診療を行うことはありました。
しかし、本格的に訪問診療を行えるよう、訪問専用車と、持ち運び可能な
ポータブルユニットやレントゲンを購入しました。
また、私を始め、訪問チームも結成し、半径16kmと範囲を広め、在宅や施設を
含め、積極的に活動しました。
そう、ワクワク楽しい、夢あふれる、ヨリタ歯科クリニックらしい訪問診療です。
今では週5回、108名近くの方に利用して頂いております。
2020年2月より、さらに訪問車を増車します。
勤務医の先生方に、週1日または半日、訪問診療に携わって頂いています。
一番実感していることは、診療以上にたくさんの感謝の言葉と、笑顔を頂けること。
「本当に、やって良かった」
「こんな私たちでも、喜んで頂ける」
そう思える瞬間が、多数あります。
確かに出来ることは、限られます。
無理な姿勢で、体にも負担がかかります。
でも、それを越えるやりがい、充実感、達成感を実感することが出来る
訪問診療です。
2020年も、さらに思いやりと、その人に寄り添える、私たちらしい訪問診療に
取り組んでまいります。
また、今年はメンバーの結婚という、おめでたいこともたくさんありました。
現在、ドクターを含め、女性スタッフの4名が、来年度出産後復帰することが決まっています。
今も、ハイハイクラブでは、託児ルームがヨリタ歯科クリニックにはあり
メンバーの子供たちの保育を、行っています。
しかし今年は、メンバーの子供たち4名の託児が増える可能性があるので、このスペースでは
不足しがち。
そのため、7月に新たなメンバー専用託児ルームを、オープンしました。
その名は、「スクスククラブ」。
少しでも長く勤務して頂きたい。
結婚出産後も引き続き勤務してほしい。
そんな思いを、形にしました。
さらに、同じく7月に、衛生士が活躍する予防専用フロア「ヨリタクラブフロア」が
オープンしました。
これにより、診療台が23台になり、お待たせすることなく、診療がスムーズに
進むようになりました。
2020年も、ワクワクしています。
上記のように、新たな診療分野が増え、メンバーの結婚・出産、メンバーの退職・産休もあり
2019年も、多くの有能な新人メンバーとの出会いがありました。
具体的には、ドクターは2名。
齋藤先生、吉村先生です。
齋藤先生は、私の母校である岡山大学歯学部卒業。
出身が香川であるにも関わらず、卒後私たちの医院での勤務を選んで頂きました。
勤務後8ヶ月が経過し、来年度は訪問診療にもトライして頂くことになりました。
吉村先生は、私の妻の母校である大阪歯科大学卒業後、私たちの医院での
勤務となりました。
人一倍努力家の、彼女。
毎日のように診療終了後居残りし、模型実習を行っています。
そのハングリー精神に、脱帽です。
衛生士は、8名。
森永さん、渡邉さん、岩切さん、山田さん、三浦さん、越智さん
浅田さん、中野さんです。
森永さんは、勤続10年を越えるヨリタ歯科クリニックの中心メンバー。
この3年間は、アルバイト勤務をしながら、衛生士学校に通い、今年3月無事卒業した
努力家です。
渡邉さんも、同じく3年間アルバイトを続けながら、この4月から新卒衛生士として
常勤メンバーに復帰しました。
新人メンバーを多く採用した今年、即戦力として早くも大活躍です。
山田さんは、北九州出身の新人衛生士。
新卒衛生士3人の中では、一番早く衛生士デビューを飾りました。
三浦さんは、岡山出身の新卒衛生士。
何よりも素直で、一生懸命。
これからの活躍が、楽しみです。
越智さんは、大阪出身の新卒衛生士。
新人メンバーの中では、いつも筆記試験で一番の成績を納める
才女です。
岩切さんは、キャリア豊富なパート衛生士。
母親教室や、咬合誘導など、小児歯科の知識も深いので、今後その分野で
輝いていただければと願っています。
浅田さんは、パート採用の衛生士です。
子育てをしながら、家庭と仕事の両立は大変だと思います。
院内保育「スクスククラブ」のおかげで、現役復帰することが
出来ました。
中野さんも、中途採用の衛生士です。
持前の明るさと、コミュニケーションの高さを活かし、今後は訪問診療専門衛生士
として、私たちの医院でその地位を確立して頂けたらと、願っています。
スマイルクリエーターは、1名。
伊藤さん。
彼女は、私の子供と大学が同じで、2人とも今年3月卒業しました。
そのため、入社前から親近感を感じていました。
今では受付専属メンバーとしてなくてはならない存在として、成長しています。
そして、デンタルコーディネーター は、3名。
トイさん、原田さん、西田さん。
トイさんは、以前歯科医院での勤務経験を活かし
私たちの医院に就職して頂きました。
人が足りない時期での入職なので、大変助かりました。
原田さんは、新卒採用で、この4月に入社。
大学時代、心理学などを中心に学んでいましたので、今はカウンセラーとして
主に初診の患者様の対応に、あたっています。
デンタルコーディネーター 西田さんは、管理栄養士の資格を持った新入社員です。
現在訪問メンバーとしても、活躍中。
そして、今後は院内で食事指導などを通じ、訪れる患者様のお口の健康に
寄与していただければと、願っています。
健康プロモーター兼訪問コーディネーターは、1名。
松田さんは、訪問診療が大きく伸びる、この1月より入職。
そのため、アシスタントの他、今では訪問コーディネーターとして活躍して
頂いています。
保育士兼健康プロモーターは、3名。
友利さん、川端さん、桑原さん。
友利さんは、沖縄宮古島出身の保育士兼健康プロモーターです。
アシスタントと保育、そしてカウンセリングなど、仕事は多岐に渡っています。
川端さんも、保育士兼健康プロモーターとして、まだ一年目ですが、なくてはならない
メンバーです。
今は、MRC矯正(子供のマウスピース矯正)で、エデュケーターとして、子供たちに
月1回のトレーニングを行っています。
桑原さんも、保育士兼健康プロモーターとして、早くも大活躍しています。
彼女の良さは、物覚えの良さと、気付き力の高さ。
今後、トリートメントコーディネーターとして、治療計画の説明などのセカンドカウンセリング
などにも積極的に取り組んでいただければと、願っています。
そして、最後はスマイルサポーター(滅菌清掃スタッフ)の4名。
村田さん、上野さん、金さん、小山さんです。
裏方のお仕事にも関わらず、いつも笑顔で、使命感と誇りを持って楽しく
お仕事して頂いております。
彼女たちのお陰で、私たちも診療に集中することが出来ています。
本当に、心より感謝です。
ということで、2019年過去最高の入職者、合計22名の方々との出会いがあった
1年となりました。
実際採用面接や、新人教育は大変でしたが、人を教え育てることで人は教えられ育つもの。
既存メンバー、一人一人のスキルが上がった一年でもありました。
そして、人が変わってもヨリタ文化や風土は
変わることがないことを実感した一年にも、なりました。
また、今年の大きなイベントとして、「ヨリタクラブフロア」オープンに伴う内覧会を
開催しました。
そして、入社式。
10月には恒例の、柘植小学校6年生の修学旅行生を受け入れました。
今年で、10年目です。
今回のテーマは、「6年ヨリタ組 〜今からみなさんは歯医者さんです〜」
2時間という短い時間でしたが、クイズや職業体験を通じ、仲間と一緒に
協力しあい助け合うの大切さ、チームワークをお伝えしました。
その他、グループ合同新人研修会、ドクター勉強会、ヨリタ塾、
衛生士勉強会 WISH、健プロ勉強会 POSH、
スマイルクリエーター勉強会 LASHも定期的に、開催しました。
また、さまざまな院外セミナーにも参加して頂きました。
そして、ヨリタ歯科クリニック見学会を開催。
私も講師として、異業種の方々に
「人が輝く職場作り」をテーマに、お話する機会が多くありました。
その他、昨年同様衛生士専門学校の、課外授業を開催。
その結果、4校から実習生を受け入れることになりました。
今振り返っても、2019年も本当に充実した一年でした。
ワクワク楽しい、夢と希望あふれる医院作りのためには
個人のスキル、そして強固なチームワークが欠かせません。
これからも、メンバーとの感動体験を共有することで今以上に、
多くの患者様から愛される
「笑顔とありがとうがあふれる、人にやさしい歯科医院」
メンバーと共に、作っていきます。
2020年も、変わらぬご支援ヨロシクお願いします。
<2019年を、全力で走り抜けた 寄田 幸司>