院長ブログ

[’06/12/27]2007年年間行動目標

少し気が早いのですが、2007年度年間行動目標を、この1ヶ月で立てていました。
その間、多くのメンバーや、ドクターと、来年度実行したいことについて
具体的に、日付を入れてお話してきました。

その中でも、賛否両論があり、一時期は
「出来ないのではないか」「やはり、やるべきではないのか」など、
自分自身でも葛藤がありました。
独りよがりの我がままや、はたまた意固地になっている部分があるのかもと、
弱気になることもありました。

しかし、メンバーの前で私の考えを話す、一人一人に熱く訴えかける、
そして、文章に書くことで、自分の意思が固まり、
「先生と共にやってみたい」
「そこまで言うのなら、やりましょう」
「どこまでもついて行きます」という、有難い声を聞く事が出来る様になりました。

経営者である私にとって、年間行動目標を決める時期は、年明けでは遅いと思っています。

以下は、31項目ある2007年年間行動目標の一部です。

 

●ワクワク楽しい歯科医院実践会の活動を今後も進めていきます。

・昨年の実践会主宰のセミナー
 (1.ベーシックコース 2.アドバンスコース 大人編 3.アドバンスコース 小児編
  4.アドバンスコース 小冊子編 5.特別編 開業セミナー)
など多数開催しました。

どれも満席になり、そして評価も高かったように思います。
実践会の活動には、私自身満足しています。
全国に、ワクワク楽しい歯科医院が出来つつあることを実感できた1年でした。
今年はさらに内容を充実させ、メンバーにも新たに参加して頂き、
より満足してもらえるよう、バージョンアップしていきます。
全国規模での講演活動を行います。

またDVDも、引き続き希望者には販売します。
参加された先生や衛生士、そしてスタッフの皆様に、
夢と希望あふれるワクワク楽しいセミナーを今年も開催していきます。
御期待下さい。

そしてさらに、今年は異業種向けのセミナーも積極的に開催していきます。
今までは、異業種から多くを学び、それを歯科医院で実践していきました。
今後は、逆に歯科医院で実践してそして成功したことを
異業種の経営者の皆様へ伝えていきます。

●さらに矯正を強化します

実は、昨年一番伸びた分野が矯正でした。
スマイルクラブを立ち上げ、ドクター・衛生士・受付が
“チームスマイル”と名付けた専門部隊を作りました。
理念を共有化し、同じ考えを持つ人を集めました。

その結果、驚異的に矯正患者様が増えました。矯正日も月5回に増えました。
今年は、カウンセリング・診査・診断・治療のシステムを確立し、
さらに安心と評価される、スマイルクラブに成長させます。
子供達には並びだけでなく、心まで美しくなる、
夢あふれるスマイルクラブでありたいと思います。

●衛生士のレベルアップを行う

昨年はかなりの成果がありました。
衛生士のレベルアップは目を見張るものがあります。
これ程までに意識が高まるとは、思ってもみませんでした。
今年も、私が誇る衛生士に夢と希望を与える医院作りをしていきます。
「一生ここで働きたい」、「結婚・出産しても、また戻って来たい」
そんな声を私は聞きたいです。
今年は、新卒衛生士が2~3名私たちの医院に就職する予定です。
新人衛生士に、夢を与えることが出来る
ヨリタ歯科クリニックでありたいと思います。

●インプラントをさらに充実させます

この分野も、昨年かなり伸びました。
健康な歯を削りたくない、
今残っている歯の負担を少しでも減らしたい、
奥歯でしっかりかんで頂きたい。

その願いを叶えるためにも、インプラント技術の研鑚は、必要不可欠です。
もっともっと高度な技術と信頼を高め、
安心して通院して頂けるよう全力投球します。
予防ベースのヨリタ歯科クリニックでは、なくてはならないアイテムの1つです。

●院外活動の支援

昨年は、私以外のメンバーの院外活動が積極化した年です。
今年も小児担当の永井先生を始め、吹田塾を主催する吹田先生、
フリーの衛生士を目指す大北、衛生士の星加、中西、
カウンセラーとしての成長著しい荒川、
スマイルクリエーターの宮本・新谷など、
新たな可能性に向かい、大いにチャレンジした年でした。
今年も石橋、中川、など新たな挑戦が始まります。

私がここ2年成長出来たのも、
私がやっていることが少しでも人の為になるならと思い、
公開したのが、きっかけです。
セミナーに参加する立場と話す立場では、見えるものが全く違います。
私のチームメンバーだからこそ、出来ることがいっぱいあります。
新たなステージを用意することで、人は新たなステージへと成長をとげます。
メンバーの活躍が、今から楽しみです。

●ドクターに個性を持たせる

これも昨年のテーマでした。今年は私を含め、常勤ドクターが9名になります。
その1人1人に個性があり、私たちの医院で担う役割も違います。
私のなくてはならないパートナーです。役割に存在価値を与えること、
やりがい夢を与える事、それはすなわち、明確な個性を与えることに他なりません。

その人にしか出来ない強みを、今年も引き出して行きたいと思います。
ドクター個人が光り輝くことで、グループ全体が光り輝きます。
そのため、月3回の外部講師を招いてのセミナーを開

●メンバーが生き生き輝く医院を作ります

患者様に愛され続ける医院を作るためには、
まず、メンバーに愛される医院を作る必要があります。
昨年は、このことにこだわり続けました。見学者やセミナーの参加者からも、
仕事をしているメンバーに対する評価は、高かったように思います。

「仕事を通してのみ、人は成長する」
この持論を、今年も実践していきたいと思っています。
自己成長出来る組織作り、すなわち、自らの力で問題解決でき、
そして、自立型人間が生まれる組織作りをしていきます。

そのために「アワクレド」を潜在意識の中に落とし込んで、
それにそった行動・発言ができる人を育てます。

●ありがとうの言葉を言い続けます

「ありがとう」は、日本で一番美しい言葉だと思っています。
言っても聞いても気持ち良いです。多くの「ありがとう」が聞けるため、
私は出来るだけ多くの「ありがとう」を今年も周囲の人に言い続けます。
「ありがとう」の言葉があふれる医院、それが私の理想の歯科医院です。

●大阪で一番の医院になる

ここで一番とは、収入の事ではありません。
来院者が一番輝いている医院になるという事です。
言い換えれば、一番満足度と信頼が高い医院になるという事です。
来院者の笑顔があふれる歯科医院になる事です。

実は昨年は、東大阪で一番でした。
現時点でも東大阪で一番であるかどうかは、定かではありません。
しかし、笑顔あふれる歯科医院では大阪、
いや日本一になりたいと本気で考えています。

私はたとえ歯科医院であっても、
患者様の夢と希望で満ちた笑顔あふれる医院があってもイイと思っています。
それを実行するには、やはり目標は大きくなければならないと考えています。

●ドクターに夢を与える

一般的に勤務医は、ただ単に自分が開業するまでの何年間か開業医にいて、
技術を学ぶ・盗むのだと思って就職する人が多くいます。
それでは、本当の意味でその人が伸びるとは思いません。

ただ単に小手先の技術やビジネストークを憶えても、仕方がありません。
私は彼らはビジネスパートナーだと思っています。
パートナーであるため、対等に接します。
そして私の夢に賛同して頂き、一緒になってその夢の実現に協力してもらいます。

そこには師弟関係はありません。同じ夢を追う同志です。
ですから、私の方が優れている所は、全て教えます。
そして私にない所は学び、その長所をさらに引き出しやすいように環境を整えます。
その人がヒーローになるステージ(舞台)を作るのです。
そしてうまくいった時は心から拍手し、称賛の言葉を投げかけます。

この関係を持続することで、彼らが独立してからも、お互い成長する事が出来ます。
また、開業せずに永遠にこの関係を維持することもあります。

昨年は、2名のドクターがこの関係を築いていきたいと言ってくれました。
彼らに夢と希望を与え続ける医院作りを、今年も実践します。

昨年は、ドクターの成長著しい年になりました。ここまで成長するとは、
正直思ってもみませんでした。
こんな私が手取り足取り指導した結果ではありません。
私には卓越した指導力は持ち合わせていません。
私に出来ることは、ほんの少しのアドバイス。

例えば、「今のあなたなら、これをやれば、もっと伸びるよ」
「こんな人になってみない」など。
そして、ほんの少しの勇気を与える事。ただ、それだけ。
さらに、ドクターが学べるシステムの構築を進めます。
新人ドクターが、スペシャリストになるための教育や、
育成のシステムが必要であると、実感しているからです。

●トップミーティングの時間を作ります

月1回、第3火曜日の診療終了後、ドクター・チーフ・主任の6~7名で
定期的にミーティングを行います。
勤務時間外で申し訳ないですが、指導者的ポストの人達なので、
理解してくれるでしょう。

私の考え、今後の医院の方向性の確認・設定、
そしてコアメンバーの個人目標の達成と成長のため、どうしても必要になりました。
このミーティングが、ヨリタ歯科クリニックの今後を決定づけています。

●一生お付き合いできる人と付き合います

これは、来院者との関係だけではありません。
メンバーとの関係でもありたいと、願っています。

私たちの医院は、多くのメンバーがいます。
その一人一人に、たまたま偶然出会ったもの。
しかし、私はそうは思っていません。
必然的に導かれ、出会うべくしてであったのだと。
そのくらい不思議な運命を、感じずにはいられません。

このメンバーと共に、成功を分かち合いたい。
悲しみや喜びを共有したいと思います。
一生お付き合い出来る人と、一生お付き合いしたいと、心から思います。

 

来年は私の夢が、メンバー全員の夢になる年であってほしいと、
切に願ってやみません。
新しい夢のステージが、いよいよ開かれます。

<成功とはやりたい事を思う存分出来ること 寄田幸司>

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