Vol.129 2011ワクワク楽しい経営日記パート22 ~私たちの未来 (感謝祭)~
今回も、一大イベントでのお話し。
2009年11月25日、大感謝祭(サンクスパーティー)。
今回の主催は、上本町ヒルズ歯科クリニック。
テーマは「ありがとう」、大感謝祭の意味そのもの。
日頃お世話になっております来賓者の皆様一人一人に心から、感謝の気持ちを伝えたい。
心から、楽しんで頂きたい。
いつもその思いを、100%お伝えできればと思っています。
来賓者の皆様に、私たちらしいものをプレゼントしたい。
ということで、2010年ヨリタグループ
オリジナルピンバッジオリジナルノートを作製しました。
いつも、そばにいる、いつも、心で繋がっている、いつも、強い絆で結ばれている、
そんな思いが、形になりました。
会場は、いつものようにザ・リッツカールトン大阪。
ホテルには、クリスマスツリーが飾られています。
そして、いよいよ、大感謝祭の扉が開かれます。
オープニングは、私の挨拶から。
「夢とありがとうを胸に」というタイトルで、約20分お話させて頂きました。
ヨリタ歯科をオープンして、早18年。
最初の10年は、トップダウン式のビクビク怖い歯科医院でした。
その中で愛するスタッフの突然の退職や、母との別れなど、約8年前、
大きく方向転換することに。
その時掲げていたのが、「感謝」そして「ワクワク楽しい歯科医院を作る」。
そう、夢とありがとうがあふれる医院を作ろうと。
全ては、多くの人の笑顔に出会うため
全ては、多くの人からありがとうの言葉を頂くため
全ては、明るい未来の実現のため
大感謝祭では、数多くの感動ムービーがありました。
その中で私が感動したのは私たちの医院のチーフ、
角野さんの日報のコメントを題材に作ったムービー。
そのコメントとは、
「今日でヨリタ歯科がOPENして18年。すごい年月です。
たまに「小学校から通っているんです」と言っている、
20過ぎの患者様が来られると、院長が嬉しそうに、
ニコニコされている姿を見ることがあります。
一人一人の成長を見ながら、18年ここで働いてらっしゃったんだなぁと思うと、
すごく幸せなことだなぁと、感じます。
たとえ老眼がこれ以上ひどくなっても、足腰が弱くなって
きても、物忘れがひどくなっても、みんなでサポートしていきますので、安心していて下さいね。」
そして出来たムービーは、30年後のヨリタ歯科クリニックの姿。
目がかすみ、耳が遠くなり、足腰も弱っている私。
しかし角野さん新谷さんはじめ、多くのヨリタ歯科メンバーが、
私の目となり耳となり足となり、私を支えてくれていました。
まるでコメディーのようですが、心からそうなれば良いなと思いました。
思いは、形にするもの
思いは、形になるもの
私の愛する彼女たちの思いを、形にしてくれたことに感謝です。
ということで、私たちの30年後のあるべき姿を明確にすべく、
私のそばにいるメンバー数名に、
私たちとの関わり方を提案していこうと思っています。
「私はあなたに、こうなって頂きたい」
「こんなポストを考えているのだが、引き受けてもらえないでしょうか」
「こういうことをすれば、もっとあなたは成長するのではないでしょうか」
ある期間の通過点として、お付き合いするのではなく、
30年後見据えてお付き合いできる環境を、
これからも作っていきたいと心から願っています。
思いは形に出来るのだから。
ここでふと思うこと。
何故、人を喜ばせることに人生を賭けているような人、が
ここにいっぱいいるのが、不思議でたまりません。
表彰状の作成にしろ、各医院の院長へのビデオレターにしろ、
ヨリタ歯科の30年後の姿を映像で作ったものにしろ、どれだけの時間、
打ち合わせを行い、診療後私に悟られないように撮影し、
そして診療の忙しい合間をぬって、編集したのか。
それを考えただけでも、心打たれます。
人に、心から喜んで頂きたい。
人に、感謝の気持ちの全てを伝えたい。
人と、心底関わりたい。
その思いがよほど高くなければ、ここまでの完成度の高いものは出来るわけありません。
ヨリタグループ全てのメンバーに、表彰状を送りたいと思いました。
今回の学び 30年後の未来を明確にすることで、メンバー一人一人が輝きます。