ワクワク楽しい経営日記

Vol.119 2011ワクワク楽しい経営日記パート12  ~母の日フェスタ (無償の愛)~

今回は、過去を振り返ってのお話し。
毎年恒例になっています、
母の日フェスタを2010年、
5月8日(金)、9日(土)に開催しました。]
今回も、多くの
子供たちの笑顔と、保護者の方々の、ありがとうの言葉に、出会うことが出来ました。

5月5日の子供の日から、10日の母の日へ続くこの1週間。
子供たちと過ごす家族団らん大切さ
いつか、子供たちは独立をしていくことを知ることで実感する、
家族の尊さ

また、この不況下で、一緒に過ごしたくても過ごすことの出来ない、
または、家族を持つことの出来ない人がいることを
知ることで実感する、家族の有難み
様々なことを、
考えさせられる一週間になりました。

テレビ情報番組で、「母の日に、もらって嬉しいもの」という、特集がありました。
第3位が、花。第2位が、一緒に過ごす時間。そして
第1位は、気持ち・愛

そうなんですね、もらって本当に嬉しいものは、形に残るものではなく、見えないもの
形に残るものなら、お金さえあれば与えることが出来る。
遠く離れていて自分で持っていけないものは、
人の手で玄関先まで、届けてもらうことは出来る。

しかし、気持ちや愛は一方通行では届かない。
形だけで、表現してもダメ。
深く、大きく、広い心持ちと愛情しか、人の心には届かない。
このニュースを見て、そんな思いが込み上げてきました。

また、母の日を迎えると、自分の母のことが浮かびます。
私の母は、私が
歯科医師になって
大阪に戻ってきた時の、私の
最初の患者様でした。
今思えば、
歯科医師免許は、持っているものの、
知識も経験も浅い新米歯科医師の私に、よくぞ、全てを任せて頂いけものだと思います。

無償の愛がなければ、あり得ないことだと思います。

その母の期待に応えたくて、いろんな勉強会に参加し、先輩ドクターにも教えを請い、
約1年がかりで、
全顎的な診療をさせて頂きました。
その時、「今までのどの先生より、
丁寧痛くなく、しかもよく咬めるようになった。
あなたは、本当に素晴らしい
」と言ってくれました。

今思えば、親バカの一言だったと思いますが、あの時の私には、それがお世辞であれ、
本当に嬉しく自信にもなりました。
「こんな私でも、
人の役に立てる。こんな私でも、一人前の歯科医師として、
認めてくれる人がいるんだ。」 これが私の歯科医師人生のスタート原点です。

今の私があるのは、がいたからこそ、そう心から、言うことが出来ます。
それから、早20年過ぎ、
共に働くメンバーとは、親と子ほど、年齢差が出来ました。
普段の何気ない会話の中でさえ、世代の違いを、感じています。

しかし、だからこそ、親なら誰でも持っている我が子への無償の愛
見返りを求めない
不変の愛を、与えることが出来るのではないかと思っています。

見えないものこそ、価値がある。上に立つ愛より、下に立つ愛を。
全てのメンバーが
生き生きと輝くため、出来ること無限にあります。

今日の学び 母なる大地のような広い心と思いで接すればメンバー一人一人が輝きます。

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