Vol.117 2011ワクワク楽しい経営日記パート10 ~幹部ミーティング (誰もが経営者)~
今回は、毎週行っている幹部ミーティングのお話し。
毎週月曜日のお昼休み、メンバー全員が参加するミーティングを開催しています。
その他に、同じく週一度木曜日、幹部ミーティングも開催しています。
参加者は、各部門(ドクター・衛生士・スマイルクリエーター・
健康プロモーター感動クリエーター・事務)の長と、私の7名。
そこで、いつも感じること。参加者全てが、私以上にヨリタ歯科らしい考えや
思いを持っていること。ある意味、厳しい意見も出ます。
私の方が余程甘かったり、ぶれたりしていると、感じることもあります。
文化や風土が受け継がれている、さらに浄化されている、と実感することもあります。
愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院は、
そう簡単に、出来るものではありません。
上辺だけの、和気あいあいの仲良しクラブなら、すぐに出来るでしょう。
でも共に学び、共に助け合い、共に励まし合う、感動感謝があふれる、夢の歯科医院の
実現の道のりは、まだまだ始まったばかり。
これからも幹部ミーティングを通じ、理想の医院へ、一歩ずつ近づいていきます。
歯科医院は、超零細企業。
何を決めるにしても普通は院長(トップ)の一声で決まります。
急成長期があれば、グイグイ引っ張るリーダーがいれば、効果は絶大。
しかし、少しずつゆるやかに、そして持続的に成長する安定期では、
マイナスに、作用することもあります。
私達の医院でも、ついつい私(トップ)が出しゃばりすぎ、
あとで、幹部の人たちから苦情がくることもしばしば。
いつも、反省の日々を送っています。といいますか、
全く懲りていません。
それでは、いけない。ということで、2010年10月1日より幹部ミーティングを
経営者ミーティングと名を変えました(これって、独断)。
そして、ここで決めたことは
(3/4以上の幹部が参加全員の賛同を得た場合)、医院の、最終決定にすることに。
それにより、私一人の暴走がなくなり(たぶん)、
そして、周囲の人を左右に振り回すこともなくなるハズ。
ということで、今の一番の課題でもある
「永く働き続けたい人が安心して働ける環境を作る」ため必要なことを、
経営者ミーティングで、話し合いました。
そして決まったことは明文化し、形にしていきました。
具体的には、管理者になればなる程取りづらい、有給制度の改善。
育児や介護が必要になった場合など、その諸事情に合ったフレキシブルな勤務体系の確立。
人の採用、育成なども、幹部で話し合って決めるようにしました。
永く働き続けられるよう待遇を改善し、ワクワク楽しい夢と希望あふれる医院を
作るためには、皆で考え、アイデアを出し合い、そして形にする。
そのためには多くの人が、経営者感覚を持つことが、大切であると実感しました。
実際やってみて分かったこと。そては私が一番経営者感覚がない。
他の幹部(いや経営者)のほうが、余程ブレず、
医院のこと、他のメンバーのことを、真剣に考えているのです。
そのことが早く分かって、良かったです。
もっともっと成長して、皆に追いつきますね~。
今日の学び 経営者感覚を持つことで、メンバー一人一人が輝きます。