Vol.106 2010ワクワク楽しい経営日記パート23 ~ヘルスプロモーションが生み出すニューコンセプトクリニック~
ヘルスプロモ-ションが生み出す、ニューコンセプトクリニックについてお話します。
私のセミナーで、よくある質問。
「ヨリタ歯科クリニックは、約70坪。しかも、2フロア。
だから、コンセプト重視の医院レイアウトが出来るのだ。
とても一般的な25坪~30坪の医院では、真似出来ない。」と。
その質問に明確に答えを出すため、新規開業医院のプロデュースを行いました。
しかも、設計に関する期間はたった2週間。急遽決まったお話でした。
しかし、限られたスペース、時間だからこそ私たちのコンセプトが詰まった歯科医院を作りたい。
私たちのスタイルを来院者に提案したい。そして、細部にまでこだわりたい。そう思いました。
そして、ニューコンセプトクリニック誕生。
ニューコンセプトクリニック、7つのこだわり。
(1)診療室をゾーニング
診療室スペース(ユニット3台)
小児用予防スペース(ユニット1台)
大人用予防スペース(ユニット1台)
すなわち、3つの違うコンセプトのスペースを用意しました。25坪の限られたスペースの中で。
(2)診療用ユニットの演出
たとえ診療用ユニットであっても、チェアーサイドで充分説明し、お話が弾むタイプが必要です。
すなわち、説明する時、スムーズに斜め前にポジションをとれる診療ユニットを選択しました。
(3)小児用予防スペースの演出
子供たちが楽しく通っている姿が、外部から見ることが出来るレイアウトにしました。
(4)大人用予防スペースの演出
予防スペースは、独立した完全個室にして、ケアゾーンを確立しました。
出来ればケアゾーンを見ながら、治療スペースに誘導できればベスト。
(5)2つのカウンセリングルーム
カウンセリングルームは独立した部屋であること、決して音は外部にもれないようにしました。
しかし、ガラスを多用して、閉塞感がないよう配慮します。
(6)開放感あふれるエントランス
屋内テナントの売り上げを最大限に生かすため、あえて玄関ドアを作りませんでした
そして、受付カウンターが入り口に隣接するようにしました。
少しでも、フレンドリーな対応や、雰囲気を心掛けました。
(7)十分なレントゲン室の確保
矯正を行うため、セファロ付パノラマが入るレントゲン室も作りました。
これら7つのこだわりを、25坪で実現。
診療スタイルやクリニックのこだわりが生まれたのは、すべてヘルスプロモーションとの出会いが原点。
ヘルスプロモーションの考えを、正しく来院者やチームメンバーに伝えるため、
ニューコンセプトクリニックが誕生しました。
ヘルスプロモーションを実践することで、私と来院者の心の距離が大きく縮まりました。
そしてそれ以上に、私を支えてくれるチームメンバーを愛するようになりました。
ヘルスプロモーションの実践が、私に勇気と希望を与えてくれました。
今回の学び ヘルスプロモーションを実践すれば、思いを形に出来ます。