ワクワク楽しい経営日記

Vol.100 2010ワクワク楽しい経営日記パート17  ~人が育つ土壌作り~

思いを共有することで、こんなことも形になりました。
昨年新人ドクター勉強会を、色んなパターンで形にしました。
しかし、一番大切なのは同じ時間を共有すること、
夢を語ること、なりたい自分明確にすること。

月1回、診療終了後開催している若手ドクター勉強会ヨリタ塾では、熱くを語り合う勉強会
参加者と共に時には厳しく、時には優しく、共に励まし合うことで
いつの間にか、夢は叶えられるものなのです。

才能のない人、合わない人、出来ない人はいません。
この人は才能がない、合わない、出来ないと思う上司がいるだけ、環境が悪いだけ。
だからトップはその環境を、自ら変えていく努力をする必要があります。

あるドクター勉強会で、「人の可能性にレッテルを貼らない」をテーマとし、
公共広告機構のテレビCMを題材に、ディスカッションしました。

そのCMは、ある男の子が何十枚もの画用紙を黒のクレヨンで塗りつぶします。
それを見た家族や周囲の人が心配し病院に連れていきますが、そこでも塗り続けるのです。

しかし、数日経った頃からある絵には、ふち(境界)があることが判ってきました。
全ての絵のふちを繋ぎ合わせ、2階席から離れて眺めてみると、
そこには、大海で勢いよく泳ぐ鯨が表れました。

このCMは、「人が育つ土壌作り」という講演会の中で、
講師を務めた、ヨリタ歯科クリニックのメンバーが使用していたもの。

来院される患者様や、働くスタッフの心の声を聞く
レッテルを貼らない先入観で見ないすぐに結果を求めない
人の話を最後まで根気強く聞くことを、この映像を通じ彼女はお話しされました。

彼女は2004年、ヨリタ歯科クリニックに入職。
そして3ヶ月経過した頃から、「彼女はスゴイ」という声が周囲から私の耳に届くようになりました。

この人をもっと伸ばしてあげたい、この人の可能性を広げたい
何か、彼女しか出来ない適格な役職があるはず。
「これはどうだろう、私は今こんなことを考えている。やってくれないか。」
この過程で、どんどん伸びていきました。
それが今に至り、そして今も続いています。

出会うべくして出会う人であったと、今では確信しています。

人が伸びるか伸びないか、変わるか変わらないか、活きるか活きないか。
それは環境次第
そしてその環境を作るのは、私(院長)

私は診療室でいつも見ていること、それは人。
一人一人をじっくりと見ることの大切さ、彼女から教わりました。

思いを形にすることで、人が集まる組織人が離れない組織が出来るようになりました。

今回の学び 人が育つことで、思いを形に出来ました。

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