Vol.5 理想の自分を求めて ~歯科医院になる前の私の夢~
こんにちは。ヨリタ歯科クリニック 寄田幸司です。
今回、高校時代の私について、お伝えします。
私が本当に就きたかった仕事は、実は設計士(建築家)です。(サラッと言いました)
たまたま、いとこが設計事務所を開いていて、その仕事ぶりが
カッコ良かったからだけではありません。
そしてただ単にデザイン重視の自己満足の家を建てたかったから、でもありません。
私の考えていた理想の設計士像とは。
家族の愛情、夢、心のきずななど、
目に見えないものを形にする事が出来る職業。
そして日常の生活様式や、考え方、その人が持つ世界観なども図面を通して
表現出来る設計士です。
家族の安らぎと、幸せに満ちた、世界に一つだけの空間を
時間をかけてプロデュースする設計士、それが私の夢でした。
実は最近その夢もある意味、実現することが出来ました。
私が設計した作品が完成しました。
その作品とは、そうです、ヨリタ歯科クリニックです。
改装後の医院には、私の思いがいたるところに込められています。
それでは何故私の夢が、設計士(建築家)から歯科医師へ大きく変ったのか。
まず変わった時点(瞬間の方が正しいかも)ですが、今でも明確に覚えています。
それは、私が高校3年生の冬。
すなわち1979年1月14日。時間は夕方4:30ぐらい。
場所は高校の教室(3年9組)です。
その時起こったある出来事が、それからの私の運命を変えました。
話を進める前に、チョットあなたに知っておいてもらいたい事があります。
私は高校、大学(岡山大学)と、硬式テニスをしておりました。
しかし、私はテニスがしたくて入部したのではありません。
それどころか、部活をしようとも思っていませんでした。
そんな私がなぜテニス部に入ったのか、その理由をあなたにお話します。
高校入学の3日後の昼休み、校庭を歩いていると、体のデカイ3年生3人に
突然囲まれました。
小心者の私の肩に手を掛け、「君、エ~体してるから柔道部入るよな!
半年で黒帯にさしたるさかい」と。
そして、そのまま道場へと、連行されてしまいました。
その日の放課後から裸足での運動場のランニングと、受身のけいこが始まりました。
「エッ私が、私が柔道、耳つぶれる!臭い!がにまたになるし~最悪」
というくらい気持ちで、2週間が経とうとしていました。
今回の学び
神様はいたずら好き