赤ちゃん歯科ブログ

【呼吸するチカラ】と【食べるチカラ】を育む

こんにちは。
歯科衛生士の岩切です。

突然ですが、
皆さんはお口を閉じた時に、
舌はお口の中でどのようなポジションをとっていますか?


①上あごに舌がしっかりついている

②上あごに舌の先端だけついている

③お口の中で宙に浮いている


④下の前歯の裏にある

実は、これは
【口呼吸】と【鼻呼吸】を見極めるため
の質問になります。

 

 

この中で【鼻呼吸】が出来ている舌のポジションは①なのですが、
②③④は舌の位置が下がっている低位舌というものになります。

①のポジションと、②③④のポジションで
口で息をしてみて欲しいのですが、
①は口で呼吸をすることが難しかったと思います。

逆に②③④だと上あごと舌の間に隙間ができるので、
口呼吸の可能性が高くなります。

実は、
この舌を①の正しいポジションへ持っていくことが、
鼻呼吸を促していくだけでなく、
【食べるチカラ】
を育むことにも繋がります。

産まれたての赤ちゃんは、舌の力がまだ弱く
おっぱいを飲むときは、上あごにある吸啜窩(きゅうてつか)
乳首を挟み込み、頬っぺたの粘膜の脂肪床で、お口の中を密閉して
舌を蠕動運動させることで飲んでいます。

この時、
唇を閉じるチカラも弱く、
唇を閉じることができません

離乳食や身体の発達も一緒に協調していきながら、
唇が閉じられるようになったり、
舌の動きを蠕動運動だけでなく、
前後や上下や左右に動かすことを覚え、
できるようになっていきます。

お口だけが単体で発達するのではなくて、
身体の発達と協調していきながら、
【食べるチカラ】は身についていきます。

正しい呼吸を促し、
ご飯を食べて身体も心も健康に大きくなるためには、
何を食べるか?も大切ですが、
どうやってそのご飯を食べるか?
非常に大切になってきます。

 

まず、
この写真なのですが、
これはビーフジャーキーです。

左が噛んでいない方で、右が噛んでいる方です。

それを胃液のような液体へ漬けると、
噛んだ方のビーフジャーキーのほうがしっかり溶けています。
実際の体内でも、
しっかり咀嚼することで、
胃でタンパク質を消化して、
その結果、
腸での栄養素の吸収が充分にされます。

消化吸収しっかり咀嚼して口の中で唾液と混ぜ合わせて
飲み込む
ことができて、胃でさらにタンパク質を消化して、
腸で栄養を吸収することができます。

 

赤ちゃん歯科では、
その【どうやって食べるか?身体やお口の使い方】
実際にお子さんをみせていただきながら、
アプローチやサポートをしていきます。

<赤ちゃん歯科チーム 歯科衛生士 岩切>

関連記事

コミュニケーションとお口育ては【観察】することから

何故、お口の機能を鍛える必要があるのか?

【離乳食】〜舌の動き編〜

新着記事

経営サポーター

NO IMAGE

スポーツドリンクと虫歯

[’22/8/4] パドクター最終回

Concept