Dr.ブログ

あれ?歯ぐきから出血?

夏真っ盛り、夏男のシーズンですね!
暑いのが苦手な方も多いかと思いますが、個人的にこの季節大好きです♪

さて今日は 歯ぐきからの出血について書いてみたいと思います。
みなさん、歯を磨いていて、あるいは歯ぐきの検査をしてじわっと血が出た経験ありませんか?
デンタルIQ(歯科の知識)が高いみなさんは、歯ぐきから血が出るのはよくないイメージはあるかと思います。

では、なぜよくないのでしょうか?
歯磨きや、歯ぐきの検査で血が出る状態は普通ではありません。
皮膚で言えば、怪我をしているのに近い状態だとおもってください。
怪我をしているので、通常では問題ない刺激でも出血してしまうわけです。

おまけに、口の中には歯垢がたくさんあります。
歯垢の中には実は糞便と同じくらいのばい菌がいます。
出血している部分は怪我の部分、そこに糞便と同じくらいのばい菌が貯まってしまう。
みなさん、手に傷があったとして、そこにずっと糞便をつけている状態を想像してください。
体にとってよくない影響があるのは明らかですよね?
糞便はすぐに洗い流して、綺麗にしますよね?

実は口の中でも同じような事が起こっています。
見えない部分なのでそこまでの認識はみなさんないかと思いますが?
お口の中は綺麗にしておかないと傷口の歯周病はいっこうに治りません。
僕らの治療と患者さんの家庭でのブラッシング(プラークコントロール)
この二つがとても大事です。

治療の中でじつこいように歯の磨き方を指導することもあるかもしれませんが
歯周病に打ち勝つため、頑張っていきましょう。?

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