Dr.ブログ

ビバ香港!!

こんにちは山口です。

 

突然ですが、僕は今香港にいます。といっても遊びではなく、医院の研修旅行です。

 

このブログを書いている時は、まだ日本ですか、気分はすっかり香港。

ということで、今回は香港の歯科医院事情について書かせて頂きます。

 

と言いましても、主に治療費の話です。

詳しい方もいらっしゃるかもしれませんが、日本みたいに国民皆保険でないため、治療の値段はその医院の言い値です。と、なると医院のカラーが出るわけで、例えば歯医者の経験(腕)によっても違うと思いますし、都心の一等地など地価が高ければ、それだけ値段が上がります。他にも英語が通じるとか、日本語もOKとかによっても値段が変わるそうです。

 

いい悪いは別として、理にかなっているな、と思う所もあります。

日本では(都心一等地など)すさまじく家賃の高いのに場所でやっても、反対に田舎でやっても、治療費は同じなので、医院としては同じだけ治療(仕事)をするのであれぼ、当然田舎でした方が利益は残ります。 (さらに日本では、都会に行くほど人口当たりの歯科医院も多かったりします)

 

では香港の歯科治療が高いといっても、日本と比べてどのくらい高いのでしょうか?

歯科治療は使う材料によって値段が大きく異なるため、材料費のいらない親知らずの抜歯でくらべてみます。

すると、日本であれば高くても15000円程度。で、三割負担なので実際に払うお金は4000円程度だとおもいます。(簡単な親知らずはもっと安いです)

 

これが香港ですと、高いところでは10万近くするから驚きです。差額で日本までの交通費が出てしまいます。

以前「アメリカの医療費」でも書かせて頂きましたが、日本の皆保険制度は素晴らしい面も沢山あります。 ①http://blog.livedoor.jp/yoritadr/archives/25470567.html

http://blog.livedoor.jp/yoritadr/archives/25679511.html?

http://blog.livedoor.jp/yoritadr/archives/25992182.html

歯医者さんで「親知らずを抜いた方がいいですよ」と言われても、怖くて先伸ばしにしているあなた。突然「明日から香港に出張してくれ」などど会社から言われる前に、是非日本で親知らずを抜いておいた方がいいのではないでしょうか?
山口真史?

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