院長ブログ

[’20/4/23] 新人研修レポート⑤

先日に引き続き、新人スタッフからどんどん新人研修レポートが提出されています。

今年は新型コロナウイルスの影響により、感染リスクのある3密を避けるため
毎年行われているグループ医院合同新人研修中止にした代わりに、オンライン
過去に行われた合同研修の講義動画視聴してもらい、レポートを提出する形と
なりました。

今回、そのレポートを提出して頂いた、新人スタッフは
スマイルクリエーターの竹田さん
訪問コーディネーターの杉本さん
デンタルコーディネーターの福田さん

3名です。

 

以下は、3名のレポートの一部です。

興味のあるあなたは、是非お読みくださいね

 

今回新人研修の動画を拝見し、グループ医院の先生方やスタッフの方々がおっしゃっていた
お話から、スマイルクリエーターとして患者様とどのように接していけば良いかという事柄に
ついて学び、共感いたしました。
私は4年間、歯科で助手としてアルバイトをしていましたが、受付というポジションは初めてです。
そのため悩むことも多く、毎日葛藤していますが、一番難しいと感じることが患者様との接し方
です。人間、皆それぞれ性格が違うので、一人ひとりに適した接し方をすることが理想ですが
まだ入職して2週間の私は患者様の性格どころか、名前と顔すら一致していない状態です。
マニュアル通りの対応をすると、臨機応変に対応できなくなったり、敬語がおかしくなってしまい
どうすれば先輩方のように、自然で丁寧で迅速な対応ができるのだろうか、私のせいで受付や医院の
イメージが下がってしまったら、どうしようと不安と悩みが尽きない日々を過ごしていました。
しかし、今回の動画では勉強になるお話や励みになるお言葉がたくさんありました。
まず、登美ケ丘医院の寄田先生の公演で、心に残ったお言葉が2点あります。
1つ目は、「よりそい治療」についてです。
これは、「患者様の生活を大きく受け止め、広い心と目で励ますように指導を行うこと」と
おっしゃっていました。受付は治療に直接関わるわけではありませんが、緊張して来院される方や
治療について不安が残る方のお話に耳を傾け、患者様と歯科医師、患者様と衛生士の間にいる
架け橋のような役目であると考えているので、患者様を受け止めて心に寄り添い、励ます
「寄り添い治療」は私にもできることなので、実践しようと思います。
2つ目は、「予防を語るには患者様との信頼関係を築く必要がある」ということです。
ヨリタ歯科では、予防をベースとされているので、特に予防について患者様に理解して頂くには
ドクターや衛生士だけではなく、健康プロモーターや受付もみんなで手を取り合って、患者様と
信頼関係を築くことが重要だと学びました。
歯の健康のために、継続してメンテナンスで来院して頂けるように、私も受付としてできることを
考えて、行動しようと思います。
次に、高の原医院の山口さんの講演で、共感した内容が1点あります。
山口さんは、健康プロモーターを未経験から始められたので、患者様との距離感に悩んでいたと
おっしゃっていました。患者様には丁寧に接してほしい方もいらっしゃれば、堅苦しい感じが
いやで、もっと気軽に話して欲しい方もいらっしゃいますが、全ての患者様に「親しき仲にも
礼儀あり」という言葉を念頭に接していらっしゃるそうです。
相手に敬意を払っていると、トラブルも起こりにくくなるとおっしゃっていました。
私は山口さんと同じく、未経験で受付に入ったので、同じことで悩んでいたこともあり
とても共感しました。
それと同時に、患者様にもスタッフにも敬意を払って接することが大切なのだと、学びました。
患者様に敬意を払うことを忘れなければ、気軽に接して欲しいという患者様にも失礼なく、程よい
距離感でお話しできるのではないかと、考えます。
また、スタッフ同士で尊敬し合うことで、失敗をフォローし合えたり、円滑に作業できるので
誰に対しても敬意は大切であると感じ、キャリアを積んで後輩ができても思い上がらずに敬意を
払った対応を心がけたいと、思いました。
最後に、患者様との接し方とは脱線しますが、大林茂樹先生の講演からいくつか感じたことが
あります。私は大学を中途退学し、通信制の大学に編入しました。挫折感を味わい、周りの
同級生と比べては敗北感を味わっていました。それは今でも感じることがあります。
しかし、茂樹先生は自らの辛い過去をあえて話してくださり、その失敗の中から何を学んだか
ということが重要であるかを教えてくださりました。
「誰かの成功にとらわれて、自分を傷つけないように」というお言葉をはじめ、人生は人それぞれ
なので、人と比べずに自分らしく生きること、失敗してもいいから何かを続けることの大切さ
続けた先にしか見えない物があること、失敗して人の痛みを知り、そして立ち上がることで
初めてそれを成功と呼ぶこと、過去の自分が未来の自分を作るので、今を大切にすることなど
新人研修で失敗や辛いことが続く日々で、不安が絶えない私にとって、これらのお言葉は
本当に心が救われました。
先輩方も最初は失敗しながらも続けてきたからこそ、今では何事もスムーズにこなして
いらっしゃり、今の地位を確立されているのだと思いました。
私も失敗しながらも、諦めずに続けて成長していきたいと思います。

 

私は転職し、ヨリタ歯科クリニックに入社しました。
歯科業界は初めてであり、「やっていけるのだろうか」と日々考えておりました。
DVDの中でも、初めて歯科業界に飛び込んだ方が「失敗してしまうのは仕方ない。成功だけが成長でない。
折れても回復できることが必要」と、おっしゃっておられました。
私は、現段階では知識どころか、技術もありません。
そうであっても、現状を理解した上で、挑戦していきます。ほとんどが失敗からのスタートですが
へこたれる事なく、知識・技術を付けていきます。
また、印象に残っているところに関しては、「縁」を大切にするということです。
私自身、転職としてヨリタ歯科クリニックに入社したことも、何かの縁であると考えております。
「選んだのは自分であること。続けると見え方が変わる。夢を持つことが大事」とおっしゃっておられました。
今後、働いていると、色々思うこと、考えることが多々あると思います。
その時に、縁があって入職を決めたこと、夢の為にできているのかを一度立ち止まり、思い直す時間を
作っていきたいと感じました。
視聴していて気付かされたこととしましては、「日本人は口腔環境が悪すぎるということです。
何か臓器などに問題が起きた時に、その部分を治すだけを考えようとすることです。初期の段階で
食い止めようとしていない」とおっしゃっておられました。
確かに、私自身も体が悪くなった時に治すことはしますが、予防という部分は全くというほど
意識しておりませんでした。
したがって、ヨリタ歯科クリニックでは、予防という部分を大事にしているということが理解できました。
今後はそういった意味でも、患者さんに私からもしっかりお伝えし、理解していただくよう行動する
ことが使命であると、感じました。
時に、私が伺う場所が介護施設が多く、キーパーソンさんにもしっかりと理解した上で、お伝えする
ことができるので、とても意味のある時間でした。
最後に、大事なこととして「一番の敵はプラークではなく、患者様が来なくなることだ」と
おっしゃっておられました。患者様の中には、痛みがなくなったからもういいやと考える方が
たくさんいらっしゃると思います。
そういった患者さんに、予防という観点を理解していただき、今後も寄り添っていくことが
私にできることなので、そこを大事にし、今後仕事を行っていこうと感じました。

 

私が昨年度の新人合同研修の動画を見て、一番印象に残ったことは「末永く、お付き合いのできる
クリニック」という言葉です。
この言葉は、私が入職前からよく耳にしたもので、「患者様のことをよく考えた素敵な言葉だな」と
私が入職を決めた理由の一つでもあります。
しかし、実際に入職してからは、この言葉に対して少し違った印象を抱きました。
一見、患者様に向けられたこの言葉が、入職後は私たちスタッフに対しての言葉でもあるのではないかと
強く感じました。動画も中でも、先輩であったりチームであったりと、スタッフに対しての言葉が
多く綴られていました。
新人という立場である今、わからないことだらけで悩んでしまったり、混乱してしまったり
失敗してしまうことが多くあります。
その中で、先輩の的確なフォローや、先輩にかけていただいた励ましの言葉や、先輩に聞いた実際の
失敗談に、何度も救われ、もう一度頑張ろうと奮い立たされました。
また、今回動画を見た上で、「失敗を受け入れ、何を得て、回復し、どう成長するのかが重要」
と感じました。このことから、真新しいことばかりで、混乱や身悶えなどといった、負に捉えがちに
なってしまう、今の研修の毎日は、今後医院の一員として働いていくうえで、本当に大切
かけがえのない時間なのではないかと感じました。
どんなことも相談できる、大切な同期に対してでさえも、勝手に比べてしまって落ち込むことも
あります。診察中、自分が邪魔になってしまってはいないかと、ネガティブに考えてしまうことも
あります。しかし、小さな変化に気付き、声をかけてくれたり、何度同じことを聞いても「大丈夫」
といってくれたり、「私も同じことをしたよ」と笑ってくれる先輩がいます。
今回の動画から、折れても回復する心を作るための、手助けをしてくれる先輩がいることに
改めて感謝し、今しかない新人という期間をより、有意義な時間にしたいと感じました。
また、今の自分のことで精一杯で、周りを見る余裕はありませんが、今の自分にできることを
コツコツと積み重ねることで、自分自身にとって「末永くお付き合いのできるクリニック」と
なり、それが、患者様にもつながっていくのだろうと考えます。
以上のことから、今回の動画を通じ、不安ばかりの自分が励まされたのと同時に、支えてくださる
先輩方に感謝し、今のかけがえのない時間をより大切にしていきたいと感じました。

 

ヨリタ歯科クリニックでは、未経験で入職するスタッフも多いです。
未経験ゆえに、わからないことだらけで覚えることも多いですし、仕事がうまくいかず、
今は悩み苦しむ時期でもあるでしょう。

しかし、ヨリタ歯科クリニックでは新人スタッフに診療や仕事に関わる全てを、丁寧に根気よく
親身になって教えてくれる先輩スタッフがたくさんおり、また、新人スタッフにひとりにつき
必ず専属の先輩スタッフがついてくれる、バディ制度もあります。

今回はオンライン研修でしたが、各グループ医院の院長様々な職種の先輩スタッフからの
経験談やお話
を聞くことが出来、社会人としてのマナーなども学べるグループ医院合同新人研修
など、新人教育のためのプログラムや制度がしっかりしているのも、ヨリタ歯科クリニックの
強み
でもあります。

まだまだ新人研修は続きますが、研修を通じ、先輩からの教えも吸収していき、自分自身に
自信
を持って、ワクワク楽しくお仕事をして頂ければと思っています。

 

<新人研修は、まだまだ続く  寄田 幸司>

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