歯周病って何だろう
歯周病も虫歯と同じく、細菌感染による病気です。
歯周病菌は歯と歯茎のすきまの部分(ポケットと呼ばれる)に
住み着き、毒素を出します。
その毒素により、歯茎はやせ、
アゴの骨が溶かされていきます。
歯周病の怖いところは、痛みを出すことなく
あごの骨を全体的に溶かしていくところです。
骨は外からは見えないため、歯がぐらぐらすることで
初めて気が付きます。
しかし、そのときにはぐらぐらしている歯だけでなく
全体的にアゴの骨が溶かされているため、
ほとんどの歯もぐらぐらし始めるのです。
そのため、抜かなければならない歯が多数になり、
最悪の場合、気が付いたら歯がたくさん無くなっているうえ、
残っている歯もぐらぐらしている、といった状況になりかねません。
歯周病の原因は、歯の周りについた細菌です。
また、この細菌は一度きれいに除去しても
24時間以上経過すると再び爆発的に増え始めます。
また、歯石があるとそこに入り込んで取れなくなります。
そこで、対処法としては、
・ 一日一回は徹底的にブラッシングする
・ 歯石をつけないように定期的にメンテナンスをする
ことが重要となってきます。