歯の治療はどうしてあんなに回数がかかるのか?
虫歯の治療では一回で済むのは削って
プラスチックで詰める治療だけです。
金属のかぶせ物を入れたりするには、
虫歯を取って形を整えてから型をとります。
その型から模型を作り、それを用いて技工士さんが
金属のかぶせ物を作ってくれます。
この金属のかぶせ物を作る作業に時間がかかることと、
一度技工所に模型を渡さないといけないので一日では治療ができません。
また、神経を取る治療においては、一度神経を取ったのち、
そのままでは細菌がアゴの骨に入りやすいので詰め物をします。
しかし、神経を取ったその日は出血しているので詰めずに
数日間そっとしておきます。
痛みが無ければその時点で神経が
入っていた部分に詰め物をして土台の型取りをします。
この土台も技工所で技工士さんに作ってもらうのでここでまた数日かかります。
土台が入ったら最終のかぶせ物が入るように形を
修正して型を取り、再び技工所に渡して金属などに変えてもらいます。
このように金属に変えていくところで数日間かかるので
どうしても数回来院していただかないといけないのです。