あいうべ体操
NHKの夜のニュースでも特集されていた「あいうべ体操」。
皆さんご存知ですか?
内科のお医者さんが考案したこの体操は、特に舌、口腔周囲筋の発達途中の小児に有効であると言われています。
この体操の最大の効果は、お口を閉じて鼻呼吸ができるようになること。
舌、口腔周囲筋を鍛えて口をしっかり閉じて鼻呼吸をする→
咽頭リンパ組織の乱れや鼻粘膜などの萎縮、口腔内細菌の繁殖を防げる→
現在流行中のインフルエンザウイルス等の感染も防ぐことができる!という訳です。
お口がポカーンと開いてしまうお子様にはぜひ一度試してみてください。
<あいうべ体操のやり方>
次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける。
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けたほうが続けやすいでしょう。入浴時にやるのがおすすめです。
また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。