[3/24]スプリングシンポジウムに参加して
3月16日(火)に東京のANAコンチネンタルホテルにて開催された、
サービス産業生産性協議会主催のシンポジウムに参加させて頂きました。
サービス産業生産性協議会とは、公益社団法人日本生産性本部が
設立した団体で、サービス産業の生産性向上を目的とした団体です。
有難い事に、同協議会が選定されている第8回目のハイサービス日本300選に
私たちの医院が選ばれ、受賞致しました。
そのご縁あって、今回のシンポジウムに参加させて頂いたのです。
約200名ほどの参加で、とても盛況な会合でした。
シンポジウムはサービスの事例の発表が主で、
ヨリタでも、取り入れる事が出来ることはないだろうか?と
考えながら、発表される各企業様の内容を聞いておりました。
顧客満足のために、思考し、実践して来られた内容を聞き、
話を聞いている中で、私が今回興味を持ったのは、
従業員満足(ES)についてでした。
顧客満足だけを追い求めては、不幸な従業員が出ることになる。
逆に従業員の満足だけを追い求めては、組織としての機能やバランスが
低下してしまい、お客様満足に至らないのではないか。と考えたのです。
シンポジウムが終わり、帰りの新幹線の中で考えたのは、
顧客満足(CS)は従業員満足(ES)の存在とバランスを無視しては、
成し得ないと言うことでした。
一番大切にするべきである従業員を傷つけてしまえば、
それはいずれ、顧客不満足と言う、刃となって跳ね返るのではないか。
それでは、企業も従業員も不幸になってしまうと思うのです。
そして、一番ご迷惑を掛けてしまうのは、ヨリタの場合、
他ならぬ患者様なのではと、考えました。
従業員の言葉に耳を傾ける、真の声を聴く、
それが顧客満足への一歩なのでは?と、
今回のシンポジウムを聞いて思い、とてもいい勉強をさせて頂きました。
<感動クリエーター 中村 田鶴子>