[5/19] 防火管理者講習を受けて
5月18日(月)と19日(火)の2日間、
東大阪市消防局防災学習センターにて、
甲種防火管理者の資格を取得するための講習会に行かせて頂きました。
1日目はオリエンテーションを初め、
「防火管理の重要性と責務」「消防用設備の種類と点検」
「消防計画の作成要領」「危険物の取扱い」等の講義を聞かせていただきました。
火災はいつどこで、思いもよらない原因により発生するか分かりません。
もちろん火災の発生を、未然に防止することに努めなければいけません。
しかし万が一、火災が発生した場合、
早期に発見し、通報し、そして初期消火や避勤活動を行って、
被害の拡大を防止するよう努力することが大切です。
まさか自分の所は大丈夫だろうとか、万が一火災が起きたとしても、
誰か通報してくれるだろうとか、誰かが避勤誘導してくれるだろうなどと、
他人任せに思っていると、取り返しのつかない事態になりかねないのだということを
つくづく痛感しました。
私たちの医院には、多くの患者様が来院して下さっています。
来院して頂く患者様に、そして一緒に働いているメンバースタッフが満足し、
かつ安全安心にケアをお届け出来るよう、常に目配りと心配りを持って、
努めていきたいと思いました。
2日目は「火災の基礎知識」「自衛消防活動」「建築物の安全と安心について」
「火災予防と効果測定」、そして実技の講習がありました。
防火管理者として、自分がこれからどうしていくべきか?
火災に至らぬよう日々安全点検を行い、消防計画を立て、万が一に備えておくこと。
そしてそれを繰り返し訓練する必要があるということ。
知識だけを持っていても、実際出来なければ何の役にも立たないということ。
自身の体で覚えておくことの重要性など体験させて頂くことが出来ました。
本当に有難いことです。
実際に通報したり、消火器や消火栓を使ってみて、
万が一の自信につながることが出来ました。
自分だけではなく、多くの人々に少しでも役に立てるよう、
今日から今すぐ実行できることを行っていきたいです。
この2日間、診療を抜けさせて頂き、
防火管理者講習に参加させて頂き、本当にありがとうございました。
<健康プロモーター 森永 睦>