3/30（日）に、高木先生、森山勝行先生、角野、新谷、森永、私の計6名で、
技工所のナチュラルデンタルさんへ見学に行かせて頂きました。

今回の見学の目的は、患者様のお口の中に入れさせてもらう、
かぶせ物が、どの様な流れで、どのような材料を使って出来ているのか、
また、保険と自費のかぶせ物の違いなどを学び、
患者様により詳しく、分かり易く満足いく説明が出来るようになることでした。

今回は、基礎編として、私たちが患者様のお口の型どりをさせてもらった模型で
依頼した場合、どのような流れで完成していくのかをデモをして頂き、
実際に見ることが出来ました。

特に印象的だったのは、自費のかぶせ物の場合、一本の歯を本当に
細かい手作業で丁寧に作っていたことです。

歯一本でも、全部が同じ白色なのではなく、いかに本物の歯に近い物を
作り上げるため、色んな色を部分的に混ぜているのです。
黄色や茶色、透明色などは、使うのも分かりますが、青、ピンク、緑、紫、etc…
たくさんの色を部分的に使い一本の歯を作っているのには、とても驚きました。

一本一本愛情を込め、この歯を入れて人が喜んでいる顔を想像しながら、一生懸命
作っているからこそ、こんなにも良い物が出来るんだろうなと思いました。

そして、今回は、もう一つ、素敵なおみやげを頂きました。
かぶせ物に使う陶材が、どの様な感じで、金属にもりあげ、焼きつけていくのかを、
実際の材料で体験するため、陶材を使って、オリジナルの、お花のペンダントと、ネイルアートを
作らせてもらいました。

全員ペンダント作りに夢中になりすぎて、時間が過ぎるのを忘れてしまいました。
すごく楽しかったし、仕上がりも、とても可愛くて、ずっと宝物として大切にもっていようと
思いました。

これからも技工所の方々と協力し合って、多くの患者様に満足して頂き、
たくさんの笑顔が見れるようにがんばります。

＜歯科衛生士　星加 裕美＞