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[’09/9/23] 思いを形にする(53) 定期健診型予防歯科医院の作り方

22日、23日に神戸ポートアイランドにある、神戸国際会議場で行われた、
「定期健診型予防歯科医院の作り方 ~疾患を生まない、生ませない仕組み作り~」
に参加しました。

ここで実行委員長である、康本征史先生の挨拶文を紹介します。

2006年6月に開催した、第1回シンポジウム「定期管理型予防歯科医院の作り方」
(日本教育会館)から早いもので、3年が過ぎようとしています。
あのとき壇上に上がってくださった先生方は、その後、全国各地で講演を行い、
予防歯科医院の普及に全力を注ぎ、また、参加した医院でも
多くの努力をされてきたのだろうと推察します。

その一方、「定期診療が継続されていかない」「やっぱり予防は儲からない」
などという声を聞くこともあります。
何でもそうだと思いますが、続けていく中で必ずぶつかる壁があります。
それを一つ一つ乗り越えていくことが求められていきますが、1つの歯科医院だけで
すべて解決できるわけでもないと思います。

この9月、多くの仲間達が集い。自院の努力や悩みを伝える場をどうしても作りたいと思っています。
今、皆さんが何に取り組んでいるのか、何を悩んでいるのか、
どこかに必ずよい解決策があると信じています。

学会や勉強会は、どうしても医院の部分的な職種での集まりということになりがちです。
このシンポジウムは、医院全体でチームで参加できる数少ない集まりだと言えます。
医院全体が同じベクトルをもつことの大切さが感じられることでしょう。

そして2日目のシンポジウム、「疾患を生まない、生ませないための医院作り」
シンポジストは、以下の8名。

砂盃 清先生 (群馬県 いさはい歯科医院)
高橋 伸治先生 (香川県 しん治歯科医院)
武智 宗則氏 (タカラスペースデザイン株式会社)
栂安 秀樹先生 (北海道 つがやす歯科医院)
築山 雄次先生 (福岡県 つきやま歯科医院)
濱田 智恵子氏 (有限会社 エイチ・エムズコレクション)
諸井 英徳先生 (大阪府 文の里歯科クリニック)
寄田 幸司 (大阪府 ヨリタ歯科クリニック)

まさに、豪華メンバーがそろいました。

今日のセミナーで、私が話したかったこと
まず私は、最新オリジナルムービーを流しました。
この中には、ヨリタ歯科を含め、私がプロデュースした4つの歯科医院が紹介されています。
全て、私が設計しました。

同じレイアウトのものは、ありません。
しかし、その4つの歯科医院には、共通のあるルール(決め事)があります。

待合室にいる患者様が診察室に入り、まず最初に目に付くもの、何故だろうと疑問に思うもの
そこに、一番こだわりました。
そう、医院のコンセプト、存在理由をまず形にし、それを目に付く所に設置する。
シンプルですが、これが本質。

例えば、ヨリタ歯科クリニックであれば、カウンセリングルーム
私たちが最も大切にしている、スマイルアンドコミュニケーションを明確にするため、
診療室入ってすぐの所に、ガラス張りのカウンセリングルームを作りました。

ある医院では、ガラス張りのオペルーム
ある医院では、ガラス張り予防ルーム
ある医院では、ガラス張り小児専門ルーム

全て、ガラス張りで見せるのです。
そして一般の治療の人は、それを通り越し、奥の治療スペースへ案内するのです。
「何故ここで、治療出来ないのだろう」という、疑問をいだかせながら。

どんなにお金をかけた、ゴージャスな内装も、何度も通えば見慣れてきます。
患者様が治療室に座ると見えるのは、前の壁に掛けてあるポスターか、窓から見える外の風景

だから、内装にこだわってもあまり意味がありません。
それより大切なのは、コンセプトを全面に打ち出した内装にすること。
それしかないと、思っています。

今日は、時間の関係で、
レイアウトやデザインについて、詳しくお話させて頂くことは不可能でした。
しかし、10月11日(日)、大阪で久しぶりの開業セミナーをします。
この時は、新規開業医院の詳細な図面まで配布資料としてお配りします。

残り席は、あと5つ
ご興味のあるあなたは、今スグお申し込み下さい。
定員がいっぱいになれば、お断りすることがあります。
ご了承下さいね。

このセミナーに参加すれば、今日私がお話したかったことが、
よく理解出来ると思います。
もちろん、オープン時からの売り上げまで公開します。
結果が伴っていなければ、意味がないからです。

しかし、結果を重視するため、業績を上げるため、
開業コンセプトを明確にした医院作りをしたのではありません。

開業する先生のやりたいこと得意分野知ることで、
イメージが明確になりました。
その時大切なのは、この先生を成功させたい幸せになって頂きたい
出来ればこの先、長いお付き合いをしたい、その気持ちを持つこと。

私は、自分の医院を開業して、早18年
今さら新規一転して、新しく医院をオープンする気持ちはありません。
冒険を恐れているのでは、ありません。
もう既にやり尽くしたので、開業当初や、8年前にリニューアルオープンした時のような、
熱い情熱を持つことが出来ないからです。

他人の夢なら熱く応援することは出来ます。
共に夢を語ることは、出来るのです。
そう、他人を幸せにすること他人の夢を実現させることが、
私の新たな夢になったのです。

夢を応援したいと思う人が、近くにいること。
こんなに、幸せなことはありません。
夢の実現は、楽しいことばかりではないかも知れません。
時には、つらく、悲しいこともあります。

しかしこんな私でも、経験者としてアドバイス出来ます。
力になれるのです。
本当に、有難いこと。

今日のセミナーを通じ、ふとこんなことを思いました。

<これからも他人の夢を応援します  寄田幸司>

 

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