[’11/9/11] リアドリセミナー その②
セミナーの最後に、演者が所属する院長も
パネラーとして壇上(演台はありませんが)に登場。
何故か私も質問に、答えることに。
しかし、昨日は熱くなりすぎ、あまりうまくお答え出来ず反省しています。
ということで、さらに補足します。
●質問① モチベーションアップの取り組みについて。
モチベーションアップは、なかなか一筋縄ではいかないもの。
まずは、この医院で是非働きたいと願う、
モチベーションの高い人を、採用すること。
医院に合わない、すなわちあまりやる気のない
モチベーションの低い人を、医院の考えに共感させ、
モチベーションを高めることは、かなり大変。
といいますか、私には出来ません。
また、他のメンバーも、かなりの負荷がかかります。
最悪の場合、メンバーのモチベーションが下がってします。
だから、正しいやり方は、高いモチベーションの人を採用し、
そのモチベーションを、下げないようにする。
これに、集中します。
そのため、入社後出来るだけ早い時期に、感動体験を共有します。
私たちの医院なら、全グループメンバーが集まる入社式での感動体験。
今年は20周年記念パーティーとの、同時開催でした。
その後も、感動体験(?)の目じろおし。
3ヶ月の試用期間中の定期的に開催される理解度チェックテスト。
実習試験、レポート提出、カムカムフェスタでの総合司会など。
本気、本音、本心で仕事に向き合うことの素晴らしさ。
とことん努力することで、結果に結びつくことの真実。
仲間の支えがあり、初めて自分らしく生きることが出来ることの意味。
そう、感動体験は、
逃げずに取り組んだ人だけが、実体験出来るものなのです。
意識が低い、高いではありません、
ここで何かをつかみたい、自己成長したい、
新しい自分に生まれ変わりたい、生きる意味を見つけたい。
そんな思いのある人のみが、高いモチベーションを持続出来るものなのです。
●質問② 入社して1週間の人からの質問
「入社すぐの私が読むべき本、お勧めの本は?」
これまた、レベルが高い。
入社したての人が、休みの日にセミナーを受講。
そして手を上げ、質問する。
しかも、その内容が上記。
私たちのスタッフでは、ここまでの人はいません。
うらやましい。
いや、そんな人が入社したいと言ってもらえる医院になれるよう、
今後も、努力し続けます。
ということで、その答え。
まずは、「夢しか実現しない」の福島正伸さん。
例えば、「どんな仕事でも楽しくなる3つの物語」
「キミが働く理由(わけ)」
「まわりの人を幸せにする55の物語」
30代セミリタイヤの、本田健さんなら、
「ユダヤ人大富豪の教え(コミック版)」
「20代にしておきたい17のこと」
そして最後は、私が尊敬する人の一人、日坂広志さん。
「未来を拓く君たちへ」
「仕事の報酬とは何か」
「なぜ働くのか」
入社1週間では、何も出来ない、役に立たないと思いがち。
でも、それは違う。
誰よりも早く洗い物をする。
誰よりも早く後片付けをする。
誰よりも早く患者様を導入する、誰よりも声を出す。
誰よりも笑顔で話す。
それは、経験年数にはよらないもの。
あなたならきっと出来る、いや、もうやっているかも。
これらのお勧め本には、仕事の意味や取り組む姿勢の大切さが
わかりやすく、書かれています。
是非、今後の参考にして下さい。
●質問③ 心が折れた時の対処方法。
これが、最後の問い。
その答えは、シンプル。
何故なら、心は折れないもの。
どんなアクシデントやトラブルにみまわれても、
決して心は折れない、傷付かない。
心を取り囲んでいるフィルターに傷ついたり、ヒビが入るだけ。
これは、斉藤一人さんがいっていたこと。
だから、傷んだと思えば、そのフィルターを取り替えればいいのです。
さらに言うと、予想外の出来事が起こった場合、
実際は心が折れたり、落ち込んでいる暇さえない。
そう、行動を起こすだけ。
仕事や人生は、うまくいかないこともある、いや、うまくいかないことだらけ。
でも、悩んでいる暇はない。
何故なら、逆境から学ぶことがいっぱいあるから。
そして、必死で考えれば「こうすればどうだろうか」「これを改善してみよう」と、
たくさんのアイデアが浮かぶハズ。
取り変えた、新しいフィルターには、
新たなアイデアが、刻み込まれるのです。
<心は折れない 寄田幸司>