[’09/11/27] パドクター
毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報 「ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を、連載しています。
タイトルは前回に引き続き、 「思いを形にする」 です。
「思いを形にする」⑨歯科医師。 ワクワク楽しい歯科医院は、明確に分類された5つの役職があります。 今回はいよいよ歯科医師について、スポットライトを照らしてみます。 歯科医師に、望むこと。それは、ただ歯ばかり見るドクターになってほしくない。 レントゲンや検査結果だけで診断、治療するドクターになってほしくない。 不安そうな態度で、患者様の前に立つドクターになってほしくない。 患者様の痛みを取り除くこと、しっかり咬めるようにすることは最も大切なこと。 そのため、日々技術を磨くことは当たり前。必要不可欠なこと。 しかしそればかり追求することで、患者様の心の叫びや真の要求に耳を傾けない ドクターが多いように思います。 また患者様の方ばかりを向き、仕事をサポートしてくれるチームメンバーを ないがしろにするドクターが、多いように思います。 まさしく、過去の私がそうであったように。 言葉では、チーム医療が大切。患者様のために、誠心誠意尽くしましょう。 そういいながら最も大切なチームメンバーに、無理強いをしていました。 そう、患者様のためではなく、自分自身のために診療をしていたのです。 自分の至らなさに気付くまで、多くのつらい、しかし有難い経験をさせて頂きました。 多くの人に支えられ、励まされ今の私があること、実感しています。 だから、歯科医師には、患者様やメンバーの気持ちや心の痛みがわかる スーパードクターになってほしいと願っています。 私たちの医院には、スキルアップや人間力を向上させるための ドクター対象の様々な勉強会があります。 また、出来れば、毎日提出して頂くドクター日報もあります。 それは、全て自分と向き合う時間。 院長になってからでは、決して学ぶことの出来ない貴重な体験なのです。 だから私たちの医院に勤務している、前途有望な若手ドクターに今お伝えしなければいけないこと、 気付いて頂きたいこと、これからも熱く繰り返しお話していきます。 いつかきっと、分かってくれるはず。 まだまだ出来ていない私ですが、その願いを込めて、共に成長していきたいと願っています。 共に、夢を追い求めていきたいと思います。出来る、出来ないではない。 やるか、やらないか。人間の可能性は、無限大。 ワクワク楽しい歯科医院には、思いがいっぱいつまっています。 |
そして更に、過去のバックナンバーを、ご覧になりたいあなたはコチラ
<寄田幸司>