メディア情報

[’11/5/26] パドクター

毎月、街の情報誌 「ぱど」?に健康情報
ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を、連載しています。

タイトルは前回に引き続き、?「思いを形にする」?です。

 

「思いを形にする」27 人が輝く組織作り

人が輝く組織を作りたい、人が育つ組織を作りたい、
人が辞めない組織を作りたい。そんな思いが、強くなりました。

しかし、その思いとは裏腹に、この歯科業界は元気がありません。
歯科医院を構成するのはドクター衛生士技工士が中心。
現状、定員割れを起こしている大学や専門学校もあります。

また聞くところによれば、衛生士、技工士の卒後10年後の離職率は、
7割を越えるとか。悲しい事実です。
それ程、学校を入ってくる人にもが無く、出てからも現実は
さらに厳しい。私たちにとっても、いい人材を確保し、
人が輝く組織を作ることがどれ程困難で、険しいものか。

しかし、全ての医院がそういう訳ではありません。
人がどんどん集まり、成長し、笑顔があふれる医院
一度勤務すると辞めない医院、例え結婚や出産などがあっても
また復帰してくれる人が、多数いる医院

そんな医院も、もちろんあります。何が違うのでしょう。
給与待遇福利厚生がずば抜けて良いのでしょうか。
それだけ、とは限らないでしょう。

今春も有難いことに、私たちの医院には新しいドクター
衛生士が勤務しています。選んで頂けたことに、感謝です。
しかし、私たちにとっては責任重大
この期待に応える、いや、期待を越える医院であらねばという思いが、
込みあげて来ます。そのため、医院研修や、イベントなどを通じ、
人が輝く舞台作りをしています。

その人達が輝きを放ち長く勤務出来る医院作り
これからもしていきたいと思っています。
そのため大切なこと、それは「自分は、必要とされている
「自分のやりたいことが、ここなら出来る」「何かあったら、
皆が助けてくれる」そんな思いを、入職後スグもてること。

そのため、私はいつも声をかけています。
「○○して頂いて、ありがとう
「○○さんのお陰でうまくいきました」
「私が楽しい仕事が出来るのは、○○さんがいるから」

そう、やりがい働きがいを与えることが大切です。
簡単そうですが、実は困難なこと。
何故ならやりがい、働きがいは人それぞれ。千差万別。

こうすればよいという法則など、存在しない。
だから、一人一人にいつも関心を持ちます。
一人一人に、声をかけます。
一人一人が、働きやすい環境を作ります。
一人一人へ思いを伝え、人が輝く組織、これからも作り続けます。

ワクワク楽しい歯科医院には、思いがいっぱいつまっています

 


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 <寄田幸司>

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